ミルク(プリキュア)
みるく
CV:仙台エリ
注意
賛否両論なキャラクターでありキャラクターの一挙一動や言動に関して論評があってしかるべきですが、
編集の際は賛否どちらかに傾かないように公平な記述になるよう注意してください。
概要
プリキュア5に登場する妖精。初登場は『Yes!プリキュア5』の第21話。
お世話役というとメイドさんのようなイメージになるかもしれないが、実際には一等秘書官のようなエリート職らしい。王室の政務から私事までを支え、さらに国民の声を王室に届ける役割も持つ。王族と国民とをつなげる懸け橋なのである。
続編『Yes!プリキュア5GoGo!』では、見習いから準お世話役にまでランクアップした。
語尾は「~ミル」。
ウサギのように、というかウサギ以上に長い耳を持った外見が特徴。
いつもトラベルバッグを手に引いていたが、続編からは見られなくなった(同時にアイテム変身能力も失った)。
『Yes!プリキュア5』では妖精らしくマスコットキャラではあったが、「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を発動させるためのブレスレットに変身してプリキュアをサポートすることができた。(後期アイキャッチBではその技を披露するアイテムみたいにのぞみの腕にしがみついた。)
続編『Yes!プリキュア5GoGo!』から青いバラの力によって美々野くるみという人間の姿に変身できるようになる。さらに青いバラのプリキュア・ミルキィローズに変身して戦ったりと、累計で4つの姿を持っている(ユニが登場するまではプリキュアオールスターズ戦士では最多)。
腹黒い傲慢不遜な性格で発言の9割が嫌味。
そのような性格故に5で一人で人間界に来た時も孤独だったり、5GoGo!でクレープ王女からお世話役として良くないことを指摘されている。
人間界到着後、2人のお世話をすべく、ナッツハウスに居候する。
一人で人間界に放り出された腹いせ的に(その性格なら自業自得であるが)身勝手な言動で、仲間(特にのぞみ)に対しても挑発的な態度を取り、ココやナッツに諭されても態度を改めず、引き続き周囲の人が優しいのを良い事に盗み食いをしたり、暴言を吐いたり、邪魔をしたり、身勝手の限りを尽くし続ける。
物語が進むもそれが変わらず、パルミエ王国を救われてものぞみ達に感謝せずに恩を仇で返すような態度を取る。
王女であるクレープ王女にも礼儀知らずな態度を取る。
のぞみ達やシロップを馬鹿にしたり良いようにこき使う一方で、自分自身は役立たずの足手まとい(「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」はトラベルバッグの力であり、美々野くるみという人間の姿やミルキィローズの力は青いバラの力であり自分で得た力ではない)。
肝心な所で「プリキュア・ファイブ・エクスプロージョン」を発動してくれなかったり、5gogo!での戦闘も周囲のフォローがないと何も出来なかったりいざという時に頼りにならない。
その性格と悪知恵からトラブルメーカー。
死傷者が出たり世界が滅んでもおかしくないような問題まで起こしている。
同じく印象の悪かったナッツは真面目な上に王子という立場でありながら国を滅ぼした原因という歪んでも致し方無い点もあり、その後は幾分かマシになっていた。
5GoGo!でミルクが見つけた青いバラの種は、後にキュアローズガーデンのフローラからもたらされたものであることが判明し、返そうという話も出たようだが「ミルクの育てたもの」ということで晴れて自分の力として認められた。
各話ネタ
ドンドン追加して下さい。
テレビシリーズ
5
- 第21話
- のぞみのカバンに紛れ込み、お弁当を平らげる。
- のぞみの為に用意された豆大福も盗み食いする。
- 第22話
- ぬいぐるみのフリをして、客に買われることを繰り返すことで、ナッツハウスの売上に貢献しようとするも、ウソは良くないとたしなめられ、ショックで家出する。
- 家出後はサンクルミエール通信の新聞で褒めらて調子に乗りのぞみの豆大福を盗み食いする。
- 第23話
- 蝶の飾りを作っている最中に、ひょんなことからのぞみと追いかけっこになってしまい、飾りを壊してしまう。このことがプリキュア5分裂の危機を招くことになる。
- 自分が元凶でありながらのぞみに責任転嫁する。
- 第24話
- ナイトメア本部に乗り込んだのぞみ、ココ、ナッツを追って自分もナイトメア本部に入ったが、プリキュアが絶望の仮面をつけらされ奈落の底に落とされる後はドリームコレットを奪われまいとナッツとともに必死に抵抗した。
- 「プリキュアファイブエクスプロージョン」の初披露のきっかけになる。
- 蝶の飾りを壊してプリキュア5分裂の危機を招いた事を謝らなかった。
- 第25話
- チョコレートが好物であることが判明。
- 第26話
- 寝てたことにより置いていかれたため、ショックを受けるもかれんにジュースをもらい、機嫌を直す。
- 第29話
- ココとナッツと一緒に遊園地に行く。
- 第30話
- のぞみのチョコレートを勝手に取ってしまい、のぞみから「勝手にひとのチョコを食べちゃうような人がお世話役見習いなんて、パルミエ王国もずいぶん人手不足だったんだね」と言われる。
- のぞみに「夢持っていないからプリキュア失格」と言い放ってしまう。
- かれんに諭され、自分の正直な気持ちを伝えその想いが形となるかのように姿を変え、「プリキュアファイブエクスプロージョン」の力を与える。
- のぞみから歩み寄られて仲直りした後も、チョコレートを半分こするフリして自分の物にする。
- 第31話
- ココにラブレターがたくさん来ていることを誇らしく思う。
- ラストはブーケを奪った。
- 第32話
- 理想の結婚式はココと(何故か運転しているナッツの)オープンカーで盛大に行うこと。
- 第34話
- 慣れない人間界での疲れが溜まったのか、風邪を引いてしまう。
- 第37話
- ココのダイエットのために奮闘。ココの毎食の栄養管理、夜中につまみ食いしようとするココを叱る等、今までになくお世話係らしい姿を見せた。ココのために皆でヘルシーなシュークリームを作るも、試食ばかりしていたため、太ってしまった。
- 第38話
- こちらの世界を勉強して、小説を書こうと思いこまちのアドバイスでシンデレラの物語を書き写す。しかし、どんどんオリジナル要素を加えてしまう。
- 第44話
- 自分がいなくても、ココとナッツが不自由なく過ごしていたことがショックであり、自分のことを必要とされていないと落ち込んでしまう。
- 第46話
- 無警戒にココに変装したカワリーノにドリームコレットを渡してしまう。
- 第47話
- ドリームコレットを渡した罪悪感から、絶望の仮面を被らされてしまう。
- 第48話
- ココとナッツの想いから、絶望の仮面が割れ、正気を取り戻す。
- 絶望の仮面を被っているパルミエ国民に声をかけ、目覚めさせる。
- 第49話(最終話)
- ココとナッツの両方がパルミエ王国の国王になることを提案する。
5gogo!
- 第1話
- エターナルからのパルミエ王国の襲撃に驚く。
- 第3話
- 第6話
- 第7話
- 速達の手紙にパルミエ王国に一大事が起こったと書くも、実際はココとナッツに会いたい一心のわがままだった。
- ローズパクトから飛び出した不思議な力を持った青く光る種を見つける。
- 第8話
- 第9話
- パルミエ王国で青い種を育てていたミルクの前に異変が起きる。
第10話以降は美々野くるみへ。
映画ミル
- 鏡の国のミラクル大冒険!
- 無警戒にココとナッツに変装して襲ったミギリン・ヒダリンにドリームコレットを渡そうとする。
- ココとナッツに変装したミギリン・ヒダリンを責める。
- 途中からミギリン・ヒダリンに発破をかける。
演者について
演じる仙台女史はふたりはプリキュアとふたりはプリキュアMaxHeartに登場した久保田志穂・ハーモニン以来の出演となる。
仙台女史はキュアルージュでオーディションを受けていてこの時点では落選したものの、その後ミルクでオーディションに参加し合格、『5GoGo!』で美々野くるみ/ミルキィローズに変身してプリキュア達と共闘する戦士となる事を聞かされ驚愕したという。
映画プリキュアオールスターズDX2に志穂が登場した際は同作にてミルク/くるみ/ローズと志穂の4役を演じた。
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
ミルクとしての姿しか描かれていないイラストに対して、別の姿である『美々野くるみ』や『ミルキィローズ』のタグを付ける行為は、ミルクとは異なる姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、ミルクとは異なる姿しか描かれていないイラストに対して、『ミルク(プリキュア)』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、別の姿のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。