真贋相愛とは呪術廻戦249話にて登場したある名前である。
以下ネタバレ注意
概要
「僕が僕の手で羂索を終わらせたかった」
「この状況は僕が招いた」
「全て僕が悪い」
「だから」
「領域展開」
「真贋相愛」
「この領域内で全てに決着をつける」———
真贋相愛とは呪術廻戦249話で判明した特級術師乙骨憂太の領域展開の名前である。
乙骨の領域は呪術廻戦178話「仙台結界⑤」にて初披露されたが、発動時の掌印以外、領域の名前や詳しい能力といったことは、領域展開が烏鷺亨子や石流龍同時に行ったこと、黒沐死(の子供の呪霊)の乱入により領域が解除されたことなどにより判明していなかった。
展開時の掌印は、右手は指を閉じたまま手を開いた状態で手前に、左手は親指を出したままの握り拳の状態で顔の前に持ってくる形である。これは荼枳尼天印が元ネタであるとされる。
その後249話「人外魔境新宿決戦21」において両面宿儺との戦闘時に虎杖も入れる形で二度目の領域展開を披露した。
領域内の様子は、荒廃し壊れた鉄筋コンクリートの柱が剥き出しの地面の上に無数の刀が刺さっている光景が広がっており、空をご祝儀袋などに使われる装飾である水引の一種「あわじ結び」が囲んでいるように見える。
領域の効果は乙骨の術式「模倣」の無制限使用だと思われ、領域展開の効果「必中必殺」をコピーした術式で使用している。
更に地面に無数に刺さっている刀は一つ一つが乙骨のコピーした術式だと思われ、その刀を持つことで任意で術式が使用できる模様。ただし領域内において「宇守羅彈(うすらび)」を宿儺に当てた後に持っていた一刀が消えたことから、領域内での術式の使用は一度きり、またはコピーが消え領域解除後も使用不可といった縛りがある可能性がある。
249話では乙骨自身と宿儺、虎杖を領域内に入れ発動。
邪悪な者に攻撃できる天使の術式を必中必殺に充てることで、虎杖にダメージを与えずに宿儺に領域の対抗手段である「彌虚葛籠(いやこつづら)」を使わせ続け、宿儺の腕と口の半分を封じる。またその状態で烏鷺亨子の技「宇守羅彈」で攻撃している。
余談
元ネタは無数の刀が地面に突き刺さるその光景や能力を模範して使用する事から(どう考えても)無限の剣製。単眼猫自体、作品の作者の影響を受けていると公言しているためほぼ確定と思われる。
そして何の因果なのかアニメ版の宿儺の声帯は無限の剣製を発動可能なキャラの一人を演じている。
単眼猫からのFate20周年記念祝いを受け取れ!