「贋のアジトのどれかに誰かが侵入すればすぐわかるよ」
「僕のコピー“円”の役割もはたすから」
プロフィール
名前 | コルトピ=トノフメイル(COLHTOPHY TOUNOFMAILL) |
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愛称 | コル |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
体重 | 不明 |
血液型 | 不明 |
出身地 | 不明 |
念能力 | 神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク) |
系統 | 具現化系 |
団員No. | 12 |
刺青の位置 | 不明 |
加入時期 | 3年2ヶ月以上前 |
腕力 | 旅団腕相撲ランキング13人中13位 |
CV | 天神有海(1999年フジテレビ版)、浜添伸也(2011年日本テレビ版) |
概要
A級首の犯罪集団、幻影旅団メンバーの一人。団員ナンバーは12。
鼠色の長髪に青いコートを着る小柄な男性。素顔は髪で隠れており、隙間からギョロ目の片目が覗く。不気味な風貌とは裏腹に性格は大人しめかつ理知的で、人間らしい情も抱く。
具現化系の能力者であり、旅団内での役割は能力による盗品の偽造やメンバーの偽装死といった工作活動を主とする。用途が広く旅団の活動を様々な面でサポートしており、欠かす事の出来ない人材とされている。
戦闘力は未知数。旅団内の腕相撲ランキングでは最下位である所を見るに腕っぷしは強い方ではないと予想されるものの、戦いに臆するほど肝っ玉は弱くない。
作中の描写
『ヨークシン編』にて初登場。盗んだ競売品を能力で複製したり、旅団員を死体として複製して偽装死したりして旅団の競売品略奪計画を支援した。
また団長がアジトの在処を知る子供たちをマークし、警戒の為にアジトの複製を10つ作れるかと聞いた時には「50は平気」と返答。大量のビルを作り出し、調査に来たキルアを戸惑わせた。
団長が鎖野郎の目的に気付くと、盗んだ緋の目から偽造品の在処を察知しメンバーと共に急行。偽造品だと知らず緋の目を持って逃走したスクワラを追い詰めた。この際にスクワラの記憶を読み取ったパクノダに「記憶弾(メモリーボム)」を撃たれ、クラピカの人相を知った。
団長がクラピカに拘束され、ゴンとキルアとの人質交換を要求された際には、指示通りに動こうとするパクノダを支持。ルール優先でパクノダを止めようとするフィンクス・フェイタンをマチと共に足止めしようと立ちはだかった。
『G.I編』ではシャルナークの提案によって彼とシズクと共にグリード・アイランドに踏み込む。コルトピとシズクの能力を利用したシャルナークの検証によって、直ちにそこがゲームの架空世界ではなく現実である事を知った。
『暗黒大陸編』の直前に天空闘技場で行われたヒソカ対クロロの戦いでは、クロロの作戦により能力をクロロに譲渡し、ヒソカをはめ殺しにする。しかし復活し旅団を一人残らず殺す事を決めたヒソカによってシャルナークと共に行動していた所を襲撃され、シャルナークともども惨殺されるという最期を迎えた。
念能力
左手で触った物体の複製を右手で具現化する具現化系能力。能力名は「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」。
触れるものならほぼ何でもコピー可能であり、上述の通りビルさえも瞬時に作り出せる。また具現化物は“円”の役割も果たす為、侵入者がいれば即座に感知できる他、オリジナルに触る事で具現化物がどこにあるかも感知できる。
生命体は動かない物体(=死体)としてなら具現化可能。
複製できるのは対象の造形のみであり、それが持ち合わせる能力や効果までは再現出来ない。また具現化したものは作成から24時間で消滅する。
特筆すべきはコルトピの能力の仕様は一般的な具現化系能力者のそれとは一線を画す所にある。
通常、具現化系の能力を体得するには非常に長く険しいイメージ修行の期間が必要であり、殆どの具現化系能力者は一種類の物体しか具現化できない。しかしコルトピはそのイメージ修行を完全に無視して多様な物体を具現化可能であり、汎用性において他の追随を許さない特異性を備える。
また24時間で消滅というのは一見不便に見えて、実際には“円”の効果がついてる為、24時間“円”を発動しっぱなしと見る事が出来る。それをビル単位の範囲で50つも展開して「余裕」と言い切れるだけでいかに規格外か窺い知れる(参考として、同じ旅団員のノブナガは“円”を半径4mまで広げるのが限界と述べている)。
まして具現化系は念を体から離して使用する事(放出系や操作系の分野)が苦手であるにもかかわらず、コルトピの具現化物はいくら離れようとも精度が落ちて偽物とバレるような事は全く無い。
具現化系としてもはや反則に等しいスペックを備えており、旅団の中でも不可欠と見做されるのも頷ける話である。
今のところ作中で唯一「特殊能力を持たず、現実に存在するものの代用品」というコンセプトで物体を創り出す具現化系能力者となっている。
余談
上述の通りコルトピはヒソカによって殺されるのだが、死亡シーンが描かれる直前にシャルナークが「コルトピ遅いな ウンコか?」と考える1コマがある。この一言のせいでコルトピが排便の最中に殺されたという不名誉極まりない印象を一部の読者に持たれてしまい、無惨な最期にもかかわらずしばしばネタ的な扱いを受けてしまう結果になってしまった。
関連イラスト
関連タグ
旅団団員
クロロ=ルシルフル ノブナガ=ハザマ フェイタン=ポートオ マチ=コマチネ フィンクス=マグカブ シャルナーク=リュウセイ フランクリン=ボルドー シズク=ムラサキ パクノダ ボノレノフ=ンドンゴ ウボォーギン