概要
ロボットを自作出来る中学生、野々宮ジュンの恋愛を描いたラブコメ漫画作品。作者は大島やすいち。
ちなみにロゴとしては『は~いステップジュン』が正しい表記である。
「週刊少年マガジン」にて、1984年から1985年にかけて、読み切り作品が2度発表された。
その後、その増刊枠の「マガジンSPECIAL」にて連載された。
さらに「なかよし」の増刊枠であった「なかよしDX」にて少女漫画版として、作画:阿部ゆたか、原作:雪室俊一、原案:大島やすいち、の制作で、全7回連載された。
この少女漫画版は現在「マンガ図書館Z」にて無料公開されている。
なお、書籍の版元は全て講談社。
東映動画の手によってテレビアニメ化されてもいる。別途後述。
ちなみに、作者の大島が、娘に読ませたい少女漫画を自分で描こうかな、と思いついた結果がこの作品だそうである。
登場キャラクター
- 野々宮ジュン(CV:山本百合子)
- 加納零(CV:難波圭一)
- 吉之介(CV:つかせのりこ)
- 雪之嬢(CV:西原久美子)
- 式部(CV:鈴木れい子)
- 水野洋子(CV:増山江威子)
- 羽生等(CV:田中亮一)
- 野々宮啓一郎(CV:はせさん治)
- 野々宮敏江(CV:上村典子)
- 大畑先生(CV:銀河万丈)
テレビアニメ
1985年3月から1986年1月にかけて朝日放送・テレビ朝日系列局(ただし一部系列局除く)などで放送された。
(一部系列局除く朝日放送・テレビ朝日系列局およびフジテレビ系列局の秋田テレビと日本テレビ系列局の日本海テレビでの)放送時間は日曜朝の8時半枠で、いわゆる現在に言うところのニチアサアニメにあたる。
先述の通りアニメーション制作は東映動画(現在の東映アニメーション)である。
なお、本作の後番組は、より少女向けとして特化したファンシーアニメである『メイプルタウン物語』となり、その流れで翌々年には『ビックリマン』へと移行した。そのため、この枠の「思春期頃の少女が主人公になるアニメ(思春期青春アニメ)」としては『ママレード・ボーイ』まで途絶する事となる。
アニメ主題歌
オープニングテーマ
「びん感!メカニック」
作詞:篠塚満由美 作曲:芹澤廣明 編曲:川上了 歌:小林明子、小林直子
エンディングテーマ
「ライバル360度~恋愛発展可能性0~」
作詞・作曲:古田喜昭 編曲:川上了 歌:小林直子、小林明子