概要
『双炎の肖像』とはTVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』のエンディングテーマである。
第2話で解禁。
主人公のイサミ・アオ、もう一人の主人公のルイス・スミスがデュエットで歌う。中の人らによる涙腺をも揺さぶりそうな熱いイケボの歌声と、壮大な演奏が絶妙な魅力を作り出す。
なのだが……、
…その映像が「唐突に上着を脱いで上半身裸になったマッチョ二人が舞台上でネットリとした歌を、恋人つなぎで手を繋いで歌う」という、何とも言えないインパクト抜群のものだった(Aメロは「雨の中で歌う二人」だったのだが、Bメロに入るなりおもむろに脱ぎ出したため視聴者が一瞬にして置いてけぼりにされてしまった)。あまりの絵面の濃さに一瞬そっちのイケナイ妄想をしそうになる視聴者も多数いたとか…。
…ミユが見たら興奮して卒倒しそうである(5話での彼女の性癖から視聴者からは「演出は彼女がプロデュースしたんじゃない?」とまで言われる始末)。
やたら作画の気合いが無駄に入っており、ヌルヌルな歌と雰囲気の中、ヌルヌルと上裸のマッチョ同士の絡みが描写されている。…俺たちは一体何を見せつけられてるんだ?
…しかも歌詞を見てもらえれば分かるが、もうそういう曲にしか聴こえなくなる。歌詞の冒頭で「溶け合う」だし「番う」とか「貫く」「果てる」とか入ってるし…。
一応フォローしておくと、映像に文字通り目を瞑って聴けば壮大で素晴らしい曲ではあるのだが、
···いかんせん、映像のインパクトが強すぎた。
視聴者は最初こそ驚いたりしていたもののいくら展開がシリアスだろうと全てこのエンディングでかっさらっていくため視聴者はいつしか感覚が麻痺してしまい、シリアス過ぎて耐えられない回ではこのエンディングを清涼剤として扱う者が増える始末。
なお、大張正己監督曰く「主題歌は音楽プロデューサーの力も大きいですね」とした上で「EDに関しては真面目に、2人が己を脱ぎ捨てて、ひとつになって奇跡を起こす……というこの作品のテーマが込められています。……たぶん(笑)」とのことである。物理的に脱ぎ捨ててどうする。
余談
7話ではブレイバーンより「スミスは全身脱毛している」と明かされたことで、エンディングが流れる度にそのことが頭をちらつく視聴者が増えたそうな。
なお、8話ではある意味出だしの歌詞を回収するような言動の存在が現れた。
また、歌詞の1番は同話でのクーヌスとのやりとりや、終盤のスミスの覚悟を綴っているともとれる。
果てるなら語り合うまま 守るなら己を捨てながら
滾るまま 駆けながら あるがまま 散りながら
灯れ 熱い絆
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