伊達市(北海道)
ほっかいどうだてし
北海道南西部にある市。
概要
1972年に旧伊達村が市政に移行して発足。
地名は明治時代初期に家臣団と共に入植し、開拓に大きく貢献した旧亘理藩(仙台支藩)藩主の伊達家に由来する。
2006年に隣接していなかった大滝村を吸収合併。
現在は洞爺湖より南方の内浦湾沿岸にある市中心部と、その北東にある旧大滝村地域の飛地に分かれる。
内浦湾の沿岸地域は、北海道内では一年を通して比較的温暖な気候で積雪が少ない。
と隣接。
基幹産業は農業、水産業、林業、及びこれらの加工業を基幹としている。
農業は特にアスパラガス、ホウレンソウ、シイタケなどの野菜栽培を中心に、米作、食肉生産、酪農などが盛ん。
水産業ではサケ漁、ホタテの養殖、放流用のマツカワ(カレイ類の一種)の養殖などが行われている。
JR北海道の室蘭本線とNEXCO東日本の道央自動車道(伊達IC)が通り、市の中心駅は伊達紋別駅。
市内には縄文時代から近代までの史跡が多く、北黄金貝塚(縄文時代)は｢北海道・北東北の縄文遺跡群｣の一つとして2021年にユネスコの世界文化遺産に登録された。
旧大滝村には北湯沢温泉や三階滝などの名所がある。
