概要
北海道南西部、中心部が内浦湾に面していて水産業や道内では比較的温暖な気候を活かした農業が盛んな伊達市の中心駅。
駅番号はH38。
定期列車では、札幌駅(札幌市北区)と函館駅(函館市)を結ぶ特急「北斗」号の全ての列車が停車する。
1925年8月20日に開業。
1940年には当駅から分岐する形で後の日本国有鉄道胆振線(函館本線の倶知安駅(倶知安町)まで)が開業したが、1986年に廃止となった。
現在も3番線ホームの一部に線路の撤去された乗り場跡などの痕跡を確認することができる。
駅名は、開業時の旧伊達町と、この地域が旧仙台支藩の伊達家とその家臣団の入植の影響で新たな名となる前の「紋鼈」という地名を「紋別」に改めたものの組み合わせたとされている。
駅構内
単式ホームと島式ホームの2面3線構造の地上駅。
駅舎と直結する単式ホームが3番線で、島式の1-2番線とは階段の跨線橋で連絡する。
その跨線橋の西側には、元々あった歩道橋を建て替えた自由通路の新しい跨線橋がある。
同時期に新設された駅構内用のエレベーター棟の役割も果たしており、自由通路と構内通路がガラス窓で隔てられて並列し、一基のエレベーターを2方向の扉の開閉調整で共用しているなど珍しい構造となっている。
自動改札機はないが駅員が配置されており、みどりの窓口も設置。
駅舎は木組みと白い外壁が特徴的な西洋風の大きな木造建物である。
隣の駅
関連項目
『アイドルマスターミリオンライブ!』のコミカライズ版。
第31話(9巻)で登場した、木下ひなたの北海道の実家の最寄り駅のモデルとなった。