概要
北海道山越郡長万部町にあるJR北海道の駅。函館本線と室蘭本線が発着する駅で、ナンバリングはH47。
室蘭本線の起点駅であり、函館駅 - 札幌駅間を結ぶ優等列車(特急「北斗」はこの駅で函館本線から室蘭本線へ入る。函館本線は当駅を境に運転系統が分断されており、当駅 - 小樽駅間がローカル線となっている。
以前は一部の昼行特急と寝台特急「トワイライトエクスプレス」が通過していたが、現在は全ての列車が停車している。ホームは島式ホーム2面4線。拠点駅でもある為、駅構内には留置線もある。
また、現在は貨物の取り扱いはないが、一時臨時で貨物取り扱いを行なっていた事もある。
駅舎は大型の木造駅舎で、みどりの窓口設置駅。長万部観光協会が入居している。土日を中心に長万部町のゆるキャラ「まんべくん」が列車の時間に合わせてホームに現れ、お見送りをする事がある。
駅弁として、かにめしともりそばが有名。どちらも店で直接購入が可能。双方の店とも食堂があるので、乗り換えの時間があれば立ち寄ることもできる。かつては特急「北斗(またはスーパー北斗)」においてこの2つの弁当を注文し、積み込んでもらう事ができた(ただし店が営業している時間に限られる)が、2019年2月28日をもって終了した。
2030年度には北海道新幹線の中間駅の設置も予定されている。新幹線の駅舎は在来線の駅の西側に設置される予定で、工事に当たって支障となる在来線の設備の移転も行われている。