平成アニメ版アイアンマンを参照。
Force Works
フォース・ワークス(Force Works)は、『Avengers Anniversary Magazine #1』(1993年)で初登場した超人チーム。
TVアニメ『Iron Man: The Animated Series』もこのチームの活躍が描かれている。
1984年、アベンジャーズは西海岸方面の脅威に対応するためにカリフォルニアを活動拠点とする別動隊「アベンジャーズ・ウェストコースト」を設立したが、モッキングバードの死亡とホークアイの脱退を機にチームを閉鎖、在籍中のメンバーはアベンジャーズ本隊に予備役の待遇で迎える決定がなされた。
しかしスカーレットウィッチを始めとする複数のメンバーがこの決定に反発し、東西双方のチームから離れていたアイアンマンもスカーレットウィッチを支持。
アベンジャーズWCから再編される形で、アイアンマンとスカーレットウィッチを中心に、U.S.エージェント、ワンダーマン、二代目スパイダーウーマンが参加、設備や補助スタッフをスターク・インダストリーが主導して整えた新チームがフォース・ワークスである。
ただしワンダーマンはフォース・ワークス結成直後の戦いで戦死し、後任としてホドムル星人のセンチュリーが参加。またスタークとの確執でチームには参加しなかったウォーマシンも、戦況に合わせて共闘する関係になった。
なおTVアニメ版ではU.S.エージェントは登場せず、替わってホークアイがメンバーとなっている。
ウォーマシンことローディもアニメ版ではトニーとの関係が良好であり、フォース・ワークスのメンバーとして参戦している。
1996年、トニー・スタークは長年に亘り征服者カーンによる洗脳を受け、フォース・ワークス結成以前から悪の人格に支配されていたことが判明。
トニーがトニーに倒される形で事態は収束(詳細は『トニー・スターク』の記事を参照)、フォース・ワークスのメンバーはアベンジャーズ本隊に合流、もしくは単独での活動に移行している。
後年、『シビルウォー』や『アイアンマン2020』といったイベント中にフォース・ワークスの名称を受け継いだチームが登場しているが、最初のチームとの関係は希薄である。