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誘導分岐

本記事では、マダム・ウェブの二代目を襲名したジュリア・カーペンターについて主に記述する。

Unlikely Pair


1980年に登場した初代マダム・ウェブであるカサンドラ・ウェッブについては『マダム・ウェブ』の記事を参照。

2024年の実写映画については『マダム・ウェブ(映画)』の記事を参照。


ジュリア・カーペンター(Julia Cornwall Carpenter)

1984年、シークレットウォーズ事件の最中、二代目スパイダーウーマンとして初登場。『Marvel Super Heroes Secret Wars #6』にてシルエットのみのカメオ出演、本格的な活動は『#7』から。


カリフォルニア州ロサンゼルス出身の地球人女性で、旧姓はコーンウォール。

離婚した元夫ラリー・カーペンターとの間に産まれた娘レイチェルを育てるシングルマザー


大学時代の同窓生であるヴァレリー・クーパー(Valerie Cooper)の紹介により、超人兵士計画の被験者となり、毒グモや南米の植物から抽出された物質を投与されたことでクモ人間の能力を身につけた。


通常の状態で約10トンを持ち上げる怪力と、常人の限界を超えた敏捷性・スタミナ・反射神経をもつ。

これらは本家スパイダーマンに似通っているが、原理的には念力によるものとされており、ウェブ(クモ糸)も発射した後自在に動かすことができ、彼女自身から離れた場所に出現させることもできる。

また鋭敏かつ精密な振動感知の能力も持ち、これを白兵戦に活用するための訓練を受けている。

センシティブな作品

なお、『Marvel Super Heroes Secret Wars #8』でスパイダーマンの「黒いコスチューム」が新たに登場したが、その正体が明らかになるまでは「ジュリアが着用していた黒白のコスチュームを見たピーターが、強い感銘を受けた結果」形成されたデザインであると考えられていた。


ちなみに初代スパイダーウーマンのジェシカ・ドリューは、1983年から1984年にかけてのモルガン・ル・フェイとの戦いで死亡→蘇生した際に特殊能力の大半を喪失、アベンジャーズを脱退しスパイダーウーマンの称号も使わなくなっている。


シークレットウォーズ終焉後、ジュリア本人はアベンジャーズへの参加を希望していたが、政府御用の超人傭兵部隊フリーダム・フォースに配属された。このチームはリーダーのミスティークをはじめブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツのメンバーで構成されており、過去の犯罪行為に対する訴追を逃れるために政府の仕事を請け負っているという性質のもので、スパイダーウーマンはフリーダム・フォースに拘束されたアベンジャーズを解放しチームを脱走。


逃亡者となったジュリアは紆余曲折の末、アイアンマンの取り成しで赦免されアベンジャーズ・ウェストコーストに参加。

1993年、ジュリアと同種の方法でクモの能力を得た超人集団であるデスウェブ(Deathweb)との戦いでジュリアは超人としての能力を喪失。


さらに1999年には四代目のスパイダーウーマンであるシャーロット・ウィッターの抽出能力によって麻痺状態に陥るが、シュラウド(The Shroud)ことマックス・コールリッジ(Maximillian Quincy Coleridge)の助力を得て身体機能と能力を回復。


2006年シビルウォー事件に際してはアラクネ(Arachne)名義で、超人登録法推進派に参戦。ちなみに「アラクネ」はヒドラの工作員だったころのジェシカ・ドリューと、上記のデスウェブの紅一点であるシルヴィー・ヤクア博士も用いていた因縁がある名義(alias)である。

Spider Wman

名義と共にコスチュームも新調しているが、カラーリングと全体的なイメージは二代目スパイダーウーマンのものを踏襲している。


非登録超人であるシュラウドの捕縛を求められたことから派閥を裏切り、Ms.マーベルワンダーマンの追撃を受けつつカナダへの亡命を試みる。一度はネガティブ・ゾーンに投獄されるも、愛娘レイチェルを取り戻すため脱出し、Ms.マーベルの許で指導を受けていたアラーニャことアーニャ・コラソン(Anya Sofía Corazón)との激闘を経て、オメガ・フライトへの参加を条件として全ての告訴が取り下げられ、レイチェルとともにカナダに渡る。


同様に赦免されカナダに渡ったシュラウドと共にオメガ・フライトで活躍し、超人登録法の廃止を機にアメリカに戻った。


2010年、カサンドラが死亡し、その予知能力盲目を受け継いだジュリアが二代目マダム・ウェブを襲名。

またアラクネとして使用していたコスチュームはアーニャが受け継ぎ、スパイダーガールの名義で使用している。

Spider Girl-Anya Corazon


別媒体

199496年に放映されたTVアニメーションシリーズ『Iron Man: The Animated Series』に、原作同様フォース・ワークス(Force Works)のメンバーとしてスパイダーウーマン(ジュリア・カーペンター)がレギュラー登場。

CV:Casey DeFranco(シーズン1) / Jennifer Hale(シーズン2)。

日本語吹き替えは潘恵子(NHKBS版) / 甲斐田裕子(ディズニープラス版)。

本作にはペッパー・ポッツが登場せず、ジュリアがトニー・スタークの助手兼親友、ビジネスパートナーかつ恋愛対象のポジションになっており、ライバル枠にスカーレットウィッチが配されている。


TVアニメーションシリーズ『Ultimate Spider-Man』シーズン4(2016年)にはマダム・ウェブとしてジュリアが登場。

CV:Cree Summer / 土井真理。

原作コミックにおけるアラクネと、二代目マダム・ウェブの折衷のようなデザインのコスチュームを着用している。

センシティブな作品

なお、原作コミックにおけるアルティメットの世界【アース1610】では、ブラック・ウィドウことジェシカ・ドリューが潜入用の偽名として一時的にジュリア・カーペンターを名乗っている(そもそもがピーター・パーカーの遺伝子から造り出されたクローン人間であり、「ジェシカ・ドリュー」も本名ではない)。


2024年の実写映画『マダム・ウェブ』では、ティーンエイジャーのジュリア・コーンウォールが登場。

演:Sydney Sweeney / 潘めぐみ

また原作における二代目のデザインを基にしたスパイダーウーマンも描写されているが、マスクのデザインが原作と異なっており、目と眉が露出している。


関連タグ

MARVEL スーパーヒロイン

スパイダーウーマン アラクネ マダム・ウェブ

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