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バスク(北斗の拳)の編集履歴

2024-03-27 00:41:42 バージョン

バスク(北斗の拳)

ばすく

「北斗の拳」に登場した悪役

「この俺様を、さっきの野郎等と一緒にすると死んで後悔する事になるぞ!!」


CV∶池田勝


概要

 『北斗の拳』の帝都編に登場した中央帝都の支配下にある西の中枢郡都を統括する郡司令。


 『華山獄握爪(かざんごくあくそう)』という華山流拳法の使い手で、次々に何者かによって郡都が陥落させられているという報告を受けても眉一つ動かさす事無く「このバスクがいる限りこの郡都には何も起こらぬ、何もな」と自信満々に言い放った。


 その後、副官のバロナが中央帝都に反逆する北斗軍のリーダー・バットリンと間違え無関係なカップルを襲い男の方を殺し女の方を捕えたのを見ると、その無関係な女を逆賊リンに仕立て上げ公開処刑を行うと宣言。


 反逆者の名を冠した者の処刑を群集に見せつけ、帝都に反逆しても無駄だと言う事を思い知らせることが目的であった。


 しかし、処刑寸前に黒王号に乗ったケンシロウが処刑場に現れ、帝都の兵士とバロナを瞬く間に蹴散らしてしまった。


 ケンシロウがただの命知らずでない事を知り名前を尋ねたが、「(お前は俺に殺されるから)俺の名を知った所で人に語る事は出来ぬ」と愚弄され、「この俺様が貴様などに倒されると言うかーっ!」と哄笑。


 自分をバロナ如きと同類扱いしたケンシロウの愚かさを思い知らせるべく自慢の華山獄握爪を繰り出し、鋼鉄を粘土の如く千切り取るほどの凄まじい握力と回転力を誇示するが、「もう一度やってみろ」とケンシロウに挑発されてしまった。


 挑発に乗って無防備にさらされたケンシロウの胸板に華山獄握爪を炸裂させ、内臓を引きずり出そうとするが、鋼鉄よりも鍛えられたケンシロウの胸板を破るどころか腕を回転させる事すらできず動揺。


 ケンシロウに「どうした? 回るんじゃないのか?」とさらに挑発されて腕を高速で身体ごとねじり回され悲鳴と共に自慢の腕をぐしゃぐしゃに砕かれたうえに上空に放り投げられ北斗神拳奥義、『北斗百裂拳』を食らった挙げ句経絡秘孔を突かれて敗北。ケンシロウのあまりの強さに驚愕し「何の化身だ」と問うが「ただの人間だ」と下らなく返され、直後に身体が真っ二つに引き裂かれて絶命した。



 ファミリーコンピュータ用ゲームソフト「北斗の拳2」には一面のボスとして登場。原作と違い掴み攻撃が強力。



余談

 見出しの台詞「さっきの野郎」は雑誌掲載時は「さっきの黒ブタ」だったが、差別的な言い回しだったために修正されたと思われる。


 モデルは、「北斗の拳」連載当時バロナのモデルとなったミスター・Tと組んだことのあるプロレスラーのハルク・ホーガン


 旧テレビアニメ版では当初は威厳あふれる低い音で喋っていたが、ケンシロウに自分の技が破られた瞬間に「あ、あれぇ~?」と急に甲高い声をあげて焦りだし、最期は「わあ~、貴方はどなた様? ひょっとしてばけ~、みょのぉ~!?」と先程の威厳はどこに行ったんだと言わんばかりに焦燥していた。


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