「シャッキリポンと、五臓六腑で小躍りしている......!」
プロフィール
概要
『満腹感で満たされた死』を求めている。
翼を閉じた蝙蝠に似た頭部を持ち、体に翼を折りたたんだ蓑を着ているようなずんぐりとした体形をしている。
胴体下部にはエネルギー吸引用の長いノズル状の尻尾があり、尻尾で自立するその姿は蓑、あるいは妖怪一本だたらや唐傘お化けを思わせる。(ただし二本の足はあるという差異あり)
イーラやセグニティスと共にハワイ諸島に集結したが、11話では戦闘には参加せず火山の噴火口に潜伏し、尻尾で溶岩を吸収していた。
性格
現状では不明だが、元同胞のスペルビアは「自ら動くとは思えぬ。彼奴の美食は既に始まっておるであろう」と評している。
というのも12話で明かされたところからするに、彼の捕食対象は星そのもの。一度食べ始めると周囲が見えなくなるほどの勢いで喰らう大食漢であり、近くで戦闘が行われていても目もくれずにマントルと外殻の味変を楽しんで饒舌に食レポする有様。同胞のイーラもこれには呆れかえっていた。
このように惑星規模の影響を及ぼすデスドライヴズ屈指の危険な個体だが、花より団子の地を行くタイプなので戦闘力はセグニティス同様いかほどのモノかは不明。
動向
11話
上記の通り、戦いには絡まずひたすらマグマを食べて(飲んで)いた。
12話
イサミやルルが各々の相棒を喪い悲しみに暮れる裏、パフェでも食すかのような感覚でマグマ、マントルと地層の味わいの変わりを楽しんでいた。
しかし、イサミが勇気を爆発させバーンブレイブビッグバーンへと勇気融合合身したタイミングで地球がその勇気に呼応したのか、“味質”と“食感”が変化。
そのマントルを吸いきれず、希望を捨てなかった「地球」という名の惑星の地殻を最後の晩餐に盛大に爆死した(なお、タイミング的に丁度バーンブレイブビッグバーンの背後で爆発することとなり、特撮もの宜しくその勇姿を引き立てる形となった)。
余談
視聴者からは「マグマを吸いすぎて体内に蓄積してしまい、ポーパルチープムそのものが爆発する爆弾となってしまうのでは?」と考察されている。この考察は、12話にて事実上正解ということになった。
なお、10話で示唆された未来ではマグマがそこら中に流出しているがポーパルチープムとの関係性は不明。考えるならマグマの吸いすぎで地殻変動でも起こしたのだろうか···。
仮にこれまで同じことを侵略先で繰り返していたとすると、核やらマグマやらいろんなものを食すことで地殻を不安定にさせ惑星を内部から破壊してしまうこともありえるため、ある意味デスドライヴズ内で最も危険な幹部である。
デスドライヴズ達の名前は八つの枢要罪が元ネタと言われているが、そちらでの食に関する罪は「暴食(Gula)」あるいは「貪食(Devorare)」とされるのが一般的である。
一方、ポーパルチープムが司っているのは「貧食」となっており、名前も「貧しい食」を意味するラテン語(pauper cibum)から取られていると思われる。
いくら星を食べ尽くしても満たされない餓鬼のような性分の彼らしい名前とも言えるだろう。
ちなみに名前がちょっと長く覚えづらいためか、一部ではポチなんて呼ばれてたりする。
Memories_of_Deathdrives
出落ち担当に近い彼にも追悼動画が配信された。
そして数多の星を喰らった際に超新星爆発をうっかり何件か起こしていたことが発覚。上記の仮説が正しく、ある意味最も危険かつ丁寧に倒す必要があった事も判明した。
ちなみに「こいつだけブレイバーン(もしくは彼の正体)に関係ないものに星5レビューしている」と視聴者に言われている