概要
橘朔也「急遽作ったライダーシステムのせいで、俺の体はボロボロだ!(オデノカラダハボドボドダ!)ゲホッ…本来なら、いまのような無様な戦い方はしない!お前もいつかそうなる。覚悟しておくんだな。」
『仮面ライダー剣』第3話にて、仮面ライダーギャレンに変身する橘朔也が主人公の剣崎一真に対して言った「オレの体はボロボロだ」の空耳。この後、
剣崎「そんな...俺の体が...ボロボロに...?嘘だ...嘘だそんなこと!(ソンナァ...オデノカラダガ...ボドボドニ...? ウゾダ...ウゾダドンドコドーン!)」
に続く。
これにちなみ、ネット上では後年の仮面ライダーシリーズにおいても、敵の怪人やライダーに攻撃されてズタボロになったライダーのことを「ボドボドだ」と表現することもある。
実際のところだが、第6話にて、烏丸所長は深沢小夜子に橘への伝言を頼む場面にて曰く、
烏丸「ライダーシステムに不備は無い。ただ、恐怖心が心の根底にある場合、適合のレベルによって、それが脳の一部で増幅して、破滅のイメージを心に植え付けることがある。そのことが、心臓や、他の臓器に影響を与えてるんだ。」
小夜子「じゃあやっぱり、橘くんの病気は精神的なもの?」
烏丸「そういうことだ。」
…とのこと。いや不備でしょそれ!
ただし、この時点での橘はBOARD壊滅以前よりのアンデッド出現の真相やライダーシステム使用者となってから肉体の不調を巡る不審な点などから烏丸所長に対し自身の敵に近いと見なすほどの強い不信を抱いており、また烏丸所長自身もこの時点ではある人物からの逃亡を余儀なくされる大きな身の危険に晒された状態であったため「ライダーシステムには(橘が疑っているような)使っただけで必ず変身者の身体を害してしまうような欠陥はない」という意味の橘の疑念に対する返答をかなり手短に伝えた発言であるとも取れる。事実、この伝言を小夜子より受け取った際に烏丸所長が何者かに追われている様子だったことを聞いて橘は強く驚き、烏丸所長に対する自身の推測の誤りに気付いた様子を見せている。
翌7話では、ギャレンの戦闘中のパワーダウンを目の当たりにした伊坂はこの点をちゃんと「ライダーシステムの弊害」「不具合」と断じていた。
番組外では
ちなみに橘は、放送当時のスーパーヒーロータイムEDにて、「次回も見てくれないと、オレの体はボロボロだ!」と挨拶しており、公式も早くからネタにしていた節がある。
さらに「ネット版『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大変』」第9話にて、速水校長も中の人ネタとしてこのセリフを発したことがある。
関連項目
桐生豪:橘以前にギャレンの適合者として選ばれるも変身に失敗し、その際に右腕を失った男。ライダーシステムに不備は……