スピノサウルス科
すぴのさうるすか
獣脚類の恐竜の一群であり、スピノサウルスの仲間達の分類である。
概要
白亜紀前期から後期序盤に生きていた、大型肉食恐竜。メガロサウルス科に近い仲間から分岐したものとみられ、それと並び堅尾類としては原始的な部類を占める。
頭骨の形状は構造的にハモと類似しているが、一般的にワニに例えられる。
食性は肉食で、胃内容物や歯などの証拠からスケエンスティア、オンコプリスティス、翼竜、イグアノドンなど種によって様々な獲物を食べたことがわかっている。一概に言えば魚をはじめとする小型の動物を主に食べ、機会があれば他の恐竜などの死肉も口にしていたとされる。