四聖剣とは虚名にあらず——
人物像
CV:二又一成
旧日本軍時代より藤堂鏡志朗の部下として共に戦っている「四聖剣」の1人。青髪で長身瘦躯の男性。35歳。
他の「四聖剣」共々日本解放戦線に所属していたが、そちらが瓦解した後の逃亡中に自分達を庇ってブリタニア軍に捕まった藤堂の救出に協力する形で黒の騎士団へ加わった。
ブラックリベリオン時には、1人激戦区から離れた場所に配備されていたため、日本本土に残った幹部の中で唯一ブリタニアから逃れており、合流した紅月カレンと共に僅かな黒の騎士団の残党を率いての逃亡を続けた。
そして、ゼロ復活のための計画『飛燕四号作戦』を決行し、バベルタワーを襲撃する。ゼロの正体記憶が学生のルルーシュであった事には驚いたものの、その指揮に「ものが違う」と才覚を認めており、ヴィンセントの襲撃を前に身を挺して守り、そのまま自爆。道連れは叶わなかったが、C.C.が行っていた爆破工作完了までの時間稼ぎには成功した。
上記のように、ルルーシュの才覚を認める姿勢や、その彼を守るために迷わずに命を賭して最期まで戦ったことから、ファンからの評価は高い。
ロストストーリーズ
メインストーリー1.5部4章では、カレン・C.C.と共にヨコハマ租界で中華料理店を装って潜伏していたが、その風貌はどじょう髭を生やしたステレオタイプな「胡散臭い中国人料理人」であった。(この姿は衣装スキンとして実装されている。)
バトルキャラとしては、サービス開始時から実装されている☆2【日本解放戦線】と2部1章と共に実装された☆3【四聖剣とは虚名にあらず】の2種類が存在する。
☆2【日本解放戦線】は殲滅タイプで、近接型のアタッカー。スキルは一定攻防値毎に自身の行動速度を上昇させる「行動頻度アップ(中)」と一定攻防値毎に出撃中の日本解放戦線全体の攻撃力を上昇させる「特定パイロット強化(中)」。2つのスキルが上手く噛み合っており、攻撃を繰り返す毎にギアを上げていくため、低レアとは思えない程の火力を発揮する。欠点は当然ながらの紙耐久で、ステルス状態の付与によるケアや先手必勝が基本となる。レアリティの低さと相まって、キューエルと並ぶ初心者向けアタッカーとして挙げられている。
☆3【四聖剣とは虚名にあらず】も殲滅タイプで、近接型のアタッカー。スキルはHPが0になった場合に敵1体へ多大な割合ダメージを与えて道連れにする「覚悟の違いを知れ」と一定時間毎に自身の通常攻撃の同時攻撃数と行動速度を上昇させる「この機にかける!」。「覚悟の違いを知れ」はボスも含めて殆どの敵を道連れで処理できるが、そのためにリタイヤするのは大きなデメリットな上に、それを補う自動復活の付与が可能なキャラが高レアかつ使いにくい者ばかりであった。第1スキルを無視して考えても、安定した手数で敵を処理できるアタッカーとして使いやすい。先んじて実装されている☆3の朝比奈や千葉と同様、日本解放戦線だけでなく黒の騎士団にも所属しているため、バフやコスト軽減を受けやすいのも利点。
また、自動復活が可能で入手しやすく汎用性の高い☆3ナナリー【みんなに笑顔を届けるため】の登場は追い風となっており、変則的なボスキラーとしての立場を確立している。
余談
実はかなりの味音痴。以下それに関するエピソード。
- 『LOST COLORS』での好きな食べ物について語る場面にて「セミを炙ると美味い」と述べ、仙波からそれは極限状態の場合だとツッコミを受けるも「美味いんだけどなぁ…」という始末。
- 『R2 Sound Episode1』で目玉焼きには何をかけるか論争に巻き込まれた際には「我が家では目玉焼きにはメープルシロップ」(その際、「卜部さん家では何!?」と聞かれていたので卜部一家全体が味音痴の可能性もある)
- 『ロストストーリーズ』1.5部にて、中華料理店で出していた料理は珍味扱いされていた。(一応、それなりに好評ではあった。)
このように周囲の人間が引くほど味音痴、というより彼自身は美味しいと思ってそれを食べているのでここまで来るとゲテモノ好きの極み、しかも自覚無しというレベルである。(ある地域ではセミを食べることもあるらしいが…)