プロフィール
初期兵種 | ダークマージ |
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誕生日 | 2月17日 |
軍の中で一番 | 女心が分かる |
CV | 木村珠莉 |
概要
暗夜王国の呪術師。
少女のように幼い外見だが、実際は大人の女性。少なくとも主人公よりはかなりの年上。
暗夜王国の平民層、呪術に秀でた家柄の生まれ。
幼い頃から飛びぬけた呪術の才能を持ち、数々のまがまがしい術を生み出し、家族からも腫れ物を扱うようにして育てられた。
そんな彼女を止められる者、止めようとする者はおらず、それによって増長し、遊び半分で呪術を使いて多くの人の命を奪っていた。
あるとき、強力な呪いの対価により、体の成長が止まり、それ以来、見た目が変わらなくなったことで周りの者から忌避されるようになり、他人との接触を避けるようになった。
噂を聞きつけたガロンは、彼女を王宮に招こうとしたが、彼女はこれを拒否し、人の世から隠れて生きることを決める。その後は、占いなどをして生計を立て、ひっそりと暮らしている。
ゼロやジョーカーによると「禁忌のダークマージ」「白夜と暗夜…両国民から化け物と恐れられる女」と呼ばれるなどそれなりに噂になっていた模様。
本人は呪いを解いて大人の姿になりたいと思っているが、一部のプレイヤーはずっとそのままでいてくれと思っているとかいないとか。
暗夜・透魔両ルートともカムイに子供と勘違いされ保護されるような形で仲間に加わる。
軍関係者ではないため、白夜篇では全く登場しない。
他の仲間からもその外見から子供と勘違いされるが、支援会話を進めるうちに呪いのことを知ることになる。唯一レオンだけは最初から呪いを見破っている。
仲間になってからも基本的に一人でいることが多く読書が趣味。彼女の天幕には呪術に関する本だけでなく、兵法書、恋愛小説、料理本などあらゆるジャンルの本が大量にある。また占いも得意である。
軍の中で一番、女心が分かる。年齢の賜物だろうか。DLC「絆の暗夜祭」でのルーナとの会話では、彼女の天才への固執を優秀な母親に対する劣等感と見抜いている。
DLC「絆の白夜祭」での各子供との会話では、成長しない体を気遣われることが多い。子供によってはニュクスから受け継いだ呪術の才能で呪いを解いてみせるといわれることがあり、その気遣いに感謝している。
ちなみに子供の容姿だが子供は産めるのでお赤飯は来ている。
ユニット性能
特徴
彼女のダークマージは敵軍でも友軍でも自軍カラーで固定されている。
「魔力」「速さ」の伸びが良いというFEシリーズではよくある高速アタッカータイプ。反面、幸運と守備の成長率が低く、初期クラスであるダークマージのHP・技・幸運の職業補正値が0%の関係で低耐久、技は並以下、幸運に至ってはほとんど伸びないという無視できない欠点も抱える。
それでも高速アタッカーなら使えるだろう...と思いきや様々な悪条件が絡み合い、プレイヤーからは暗夜屈指の不遇ユニットと言われている。
- 幸運・技の低さにより3すくみ有利でも命中を確保できない
- 低い守備、並以下のHPで一発受けるだけでも致命傷、当然リザイア地雷なんかできない
- 2回攻撃のライトニングで反撃を受けないようにすれば安全だが、すると速さが無駄に
- 成長率の高い魔法ユニットであるエリーゼ、及びレオンの存在
- 暗夜ルートだと高魔防かつ3すくみ不利の天馬武者や忍が多くて、動かすだけでも一苦労
- パラレルしてもシャイニングボウぐらいしかない、しかもゼロと競合する
- そもそも高速アタッカー自体、実行命中率の廃止されたFEifでは不遇
それでもスキル「魔の風」の補正のおかげで暗夜ユニット随一の魔法火力を出せるので、育成すればHP・守備の高いゴーレムや敵ジェネラルを一撃で始末できる等、少ないながらも利点はある。これらの敵は「守備隊形」持ちで追撃不能なことがあるので、シンプルに魔力の高いニュクスは有利である(スキル無しのエリーゼや、魔力特化でないレオンでは火力不足だったりする)
また暗夜9章ではスキル「呪縛」による回避ダウンで敵将捕獲の手伝いができるほか、次の10章でもカミラと組んで鬼人集団を殲滅する大仕事がある等、何だかんだで役に立つ機会はある。暗夜序盤ユニットの中ではダークファルコンの適正があるので、CCして飛行ユニットとして働いてもらうのもいいだろう。
以上からそれなりに使い道はあり、全くの不遇という訳ではないため、趣味ユニットとして活躍できる程度の実力はあると言える。
一方、透魔ルートではバディのオロチから貰えるスキルが優秀なぐらいで、参入が遅く初期レベルも低いうえライバルもかなり多いと、本当の意味で不遇と化している。遭遇戦でいくらでも鍛えられるとは言え、使っていくには愛がいる。
スキル
専用スキルは「呪詛返し」。
自身が魔力依存の攻撃を受けた時、受けたダメージの半分を返す効果がある。「魔法カウンター」の弱体化版とも言えるスキルである。しかしニュクスはライトニングで反撃を受けないようにするのが基本なので、あまり活躍できる機会はないだろう。
(過去作のサンダーストームのように、遠距離魔法があったら対抗策として活きたかもしれない)
クラススキルは回避デバフの「呪縛」、火力底上げの「魔の風」、ダークファルコンにCCした際に便利な「弓殺し」など有用なものが揃う。
バディスキルではモズメからもらえる命中+40の「凶鳥の一撃」が第一候補だろう。悩みの種である命中不安を一発で解決できるので、「呪縛」の回避デバフに囚われずに行動できるようになる。ダークファルコンにCCしてサポートに徹するなら「天照す」も候補か。
ほかは火力アップになるエルフィの「月光」、ダークファルコンでのサポートに使えるシャーロッテの「力の叫び」がある程度で、あまり相性が良いのはない。
透魔ではオロチから火力アップの「魔の達人」、命中不安を補いつつスキル発動率を上げる「傾奇者」をもらえる。これらを組み合わせれば素の高い魔力と合わせて凄まじい火力となるため、透魔ルートでニュクスを極めるなら是非組ませたいところ。
結婚・子世代
魔力・速さが高く、他は並以下~貧弱という極端な成長率であるためかなり相手を選ぶ。相性が良いのは子世代が同じ魔法ユニットのレオン、オーディンだろう。それ以外では比較的魔力の高いゼロ/カムイと組ませて、子世代をシャイニングボウ/サンダーソード使いにするのも有りか。
しかしエリーゼの壁が厚く、(レオン以外)誰と組ませるにしても彼女の劣化になりがちなのが痛い。エリーゼが既に結婚している場合の次点という扱いになりがち。
ほか子世代が戦士系の男性陣と組ませると、子供の成長率が悲惨なことになる。特にイグニスあたりは無残なことになる。
いっそニュクス本人にマリッジプルフを使わせるためとか、支援会話の回収のため等、割り切ってしまった方がいいかもしれない。
ちなみに合法ロリなため、ラズワルドと結婚するとソレイユとの支援会話が事案になったり、ツクヨミと組ませておねショタができたり、ニュクスの子供と主人公(カムイ)が結婚すると正真正銘の”お婆ちゃん”になる等、組み合わせ次第で面白い現象が起こる。
ヒーローズ
禁忌の呪術師 ニュクス
属性 | 赤 |
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兵種 | 魔道/歩行 |
武器 | ギンヌンガガプ(専用) |
奥義 | 月光 |
パッシブA | 速さ魔防の孤軍4 |
パッシブB | 見切り・追撃効果3 |
2021年7月の新英雄でようやく実装。
専用武器は原作で登場しているギンヌンガガプとなった(後に同名キャラクターが登場したが、現時点では名前以外無関係である様子)。
その効果は戦闘開始時に自分のHPが25%以上あると戦闘中、攻撃速さ+6
もう一つの効果はHP条件も同じで攻撃する時か敵が杖か魔道で攻撃された時、最初に受けるダメージを40%軽減しつつ、軽減した数値分を次の攻撃ダメージに加算するといった特殊な効果。
見切り・追撃効果のおかげで無理矢理にでも最初のダメージだけにするよう計算されている。
研究の結果、祈りを持たせた場合、覇骸エーデルガルトや総選挙ヘクトルを攻撃すると反撃を祈りで耐え、追撃に武器効果による敵の攻撃の上乗せを出来るため、両者を撃破できることが判明。更にニュクスがレベル1の場合守備の低さが更に反撃ダメージを狙える事も分かり、珍しい低レベル戦法が考案されることになった。
原作再現するかのようにHPと守備は紙レベル。魔防自体も高いわけではないので孤軍でも中途半端と耐久面の脆さは課題となる。
後にユーミルの登場により、ユーミルの2マス以内でなら祈りを持たせずとも、夕陽等の奥義カウントが短い回復系奥義があれば、レベル1で高火力な魔法キャラクターを相手にした場合、ユーミルのCスキルで耐えてギンヌンガガブの反撃で返り討ちにし、紙のようなHPの低さのお陰で奥義の回復量でユーミルのCスキルの発動条件のHP75%を満たし、魔法相手を受けるコンボが可能と判明した。
しかし連続攻撃持ちのラインハルトや総選挙リシテアでは耐えきれない場合も有り得、物理相手には反撃の機会もなく紙切れの様に一撃で倒されることも日常茶飯事。
魔道限定な為、暗器や弓には軽減に対応していないので忍者リンやクロード等天敵も多い。
唯一無二の武器性能により初登場から今に至るまで研究され続けているユニークなキャラクターとなっている。