宗像征四郎
むなかたせいしろう
「もっと機転を利かせてくれ。理想のためにはまだまだ金がかかるんだ」
CV・モデル:北大路欣也
作中の動向
本編の25年前に冴島大河が起こした極道襲撃事件の捜査に関与しており、事件の真犯人を見抜くが、事件隠蔽の代わりにその真犯人と接触する。
後に、裏資金で作った非合法刑務所に集められた囚人を使って犯罪を操作し、警察での権力を不動のものにすると同時に東城会六代目会長・堂島大吾に攻め寄り、彼の悩みの種であり、25年前の事件の被害者である上野誠和会を潰す代わりに、自身の部下で潜入捜査官の新井弘明を若頭にするよう要求。日本社会の表と裏を自らの支配下に置かんと画策する。
さらに、秋山駿が所有する1000億円を手にするため部下に「桐生一馬が管理している児童養護施設の子供達を人質に取れ」と命じたり、敵としてプレイヤーの前に現れた際には、一介の刑事である谷村正義を相手に無数の護衛隊を率いて現れ、あまつさえ結託関係にあった大吾や城戸武、自身の部下である新井をも殺害せんとするなど、白戸次郎で有名な北大路欣也氏とは思えない程の外道ぶりである。が、我らが桐生さんを敵に回したのが運の尽きだった…。
最期は秋山の策略により自身の罪が白日の下に晒されたことに恐怖し、逃げるように自殺した。
評価
シリーズの黒幕として相応しい外道ぶりを見せているのだが、ラスボスとしては助けを求めるなど小物臭く本人の強さも微妙であり、また、冴島編で戦う桐生が強敵の為相対的に弱く感じる。
体力も何故か異様に高いため、画面端で延々と殴る戦い方になり、老人いじめのような絵面になってしまっており、彼と同時に戦闘することになる護衛隊長の方がまだ厄介である。
また、彼の前に他の主人公達が戦う最終ボス達の方がそれぞれ信念・矜持を持っており、潔く敗北を認める為、彼の小物臭に拍車をかけている。