総北のライバル校の一つ。『私立箱根学園高校』の略称で、通称「箱学(ハコガク) 」。
神奈川県の箱根町にある私立校で、自転車競技においては長年インターハイで常勝している強豪であり、「全員がエースである」との信条を掲げてIHに挑む。
自転車競技部は福富寿一の父親が創部し箱学をIH初優勝へ導いている。更に兄も同部出身である。
自転車競技部
IHに出場する際のゼッケンは以下のように決まっているが、ゼッケン1・2の選手の脚質はその年によって変わる。
1-エース
2-エースアシスト
3-エースクライマー
4-エーススプリンター
5-スプリンター
6-クライマー
福富世代
泉田世代
真波世代
悠人世代
新開悠人 |
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クライマー |
IHメンバー
ゼッケン番号 | 学年 | 名前 |
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1年目
1 | 3年 | 福富寿一 | 2 | 3年 | 荒北靖友 |
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3 | 3年 | 東堂尽八 | 4 | 3年 | 新開隼人 |
5 | 2年 | 泉田塔一郎 | 6 | 1年 | 真波山岳 |
2年目
11 | 3年 | 葦木場拓斗 | 12 | 3年 | 黒田雪成 |
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13 | 2年 | 真波山岳 | 14 | 3年 | 泉田塔一郎 |
15 | 2年 | 銅橋正清 | 16 | 1年 | 新開悠人 |
3年目
11 | 2年 | 新開悠人 | 12 | 3年 | 高田城礼 |
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13 | 3年 | 真波山岳 | 14 | 3年 | 銅橋正清 |
1年 | 扉間 | 不明 | 柚子越 |
※現時点では銅橋以外未確定のため、変更の可能性もある。
- 扉間(とびらま)
真波が主将の世代の1年生。跳ねた髪(小野田坂道曰く、タワシみたいな頭)とツリ目が特徴。この年の部内トーナメントF組を勝ち上がり、IHメンバーに選ばれている。
本人はクールに思われたいが事あるごとに浮かれる姿は隠せなく、しょっちゅう怪我をしているから傷が絶えない。
坂道がロードで合宿先に向かう途中で生き倒れていたところを助けられている。
中学時代はバスケ部の選手だったことから。総北の新1年生で中学の時にバスケ部のマネージャーをしていた六代蓮太とも面識がある。
現時点ではフルネームが不明である。
- 金子(かねこ)
cv:小田柿悠太
泉田世代。同学年の部員からは「金やん」と呼ばれている。
黒田とは1年の頃からのクライマー仲間で言い訳をせず真面目に練習するタイプだが、膝を痛めてしまいIHまでには完治しなかったためメンバーから外れている。
それを知らなかった2学年下の悠人は当初は見下した態度を取っていたが、その姿を見た葦木場が「全盛期の金やんと戦えば負ける」とシメている。
後に悠人から謝罪をしてきたことで関係は良好となり、悠人がIHに出場した際は泉田をはじめとした同学年メンバーのことを託しながら「投げ出すな」とアドバイスを送っている。
IH栃木大会最終日に真波の応援で1カット描かれている他、その後の3年生追い出し走行会では挨拶の際に葦木場から3年間の感謝の言葉を言われ抱きしめれられており(葦木場曰く「3年間」と言うのは同じ3年間を過ごしてきた同級生を指すという理屈だった)、最終ステージで篠崎と共に葦木場のアシストを務めている。
- 篠崎(しのざき)
cv:坂井易直
泉田世代。同じく「シノ」と呼ばれている。
金子の膝の不調を知っているため、山では絶対に金子の前に出ない。
悠人からは金子同様見下した態度を取られていたが、葦木場との勝負に敗れた悠人が後に謝罪してきたことで、金子同様悠人との関係は改善されている。
彼もまた金子同様IH3日目の応援で描かれており、追い出し走行会では金子と共に葦木場に抱きしめられている他、金子と同じく葦木場のアシストを務めている。
- 今井(いまい)
スペアバイク「新開編」に登場。
福富たちと同級生。寒川西中出身で、中学生時代福富のふりをして悪事を働いていた。脚よりも口の方が回る(福富談)。
- 皆水(みなみ)
スペアバイク「東堂編」に登場。
東堂が中学2年生の時の女子マネージャー。
東堂の幼馴染糸川修作の憧れの人で、東堂がカチューシャをつけるきっかけになった人物。
その他
真波の幼馴染。「委員長」と呼ばれている。意図してではないが、真波を自転車の世界に引き込んだ張本人である。
新開兄が学校内で飼っているウサギ。メスである。
- 黒猫
箱学の周辺をうろついてる野良の黒猫。泉田の筋肉が好きなようで「ニャブニャブ(アブアブ)」鳴きながら胸元に向ってジャンプする一幕もあった。荒北や黒田がエサを与えることもある。アニメ4期1クールOPではロードで走る黒田と共にガードパイプ上を機用に並走するカットがある。
- 野川倖二郎(のがわ こうじろう)
2年目の追い出し走行会(ファンライド)の最中のテンゴ回(664.5話及び684.5話)に突如登場した、箱根学園の通学路沿いにある文房具店の店主。泉田世代時42歳。
箱学の学生であれば知らない者はいなく、箱学の生徒が何を欲しがっているかを瞬時に見極めて顧客のリクエストに確実に応えている他、学校行事をチェックして必要なものを大量入荷していることから、それなりに繁盛店である。
真波が走行会用に用意した大きな星のシールや泉田が用意したゼッケンシール、荒北がリーゼントだった髪を切るために使ったハサミもこの店で購入したもの。
なお単行本では巻末の収録となったため、664.5話は単行本78巻では670.5話に、684.5話も80巻で686.5話に収録話を変更して収録された。