スーパーアタックタイプ

すうぱああたっくたいぷ

アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』のムシカードの性格の一種。

概要

アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』のムシカードの性格の一種。

このゲームではそれぞれのムシカード（甲虫）に性格が割り振られており、アタックタイプは同じ強さ（階級）のバランスタイプの甲虫より攻撃力が高い代わりに体力が低くなっており、ディフェンスタイプはその逆の性能になっている。

スーパーアタックタイプはアタックタイプよりさらに攻撃力が高い代わりに、体力はさらに低くなっているのが特徴。

同じ階級のバランスタイプ甲虫と比較すると必殺わざの攻撃力は20、それ以外の2つのすくみは10、総合攻撃力は40高くなっている。逆に体力は40低くなっており、耐久性が非常に低いのが弱点となっている。

スーパーアタックタイプの甲虫一覧

「必殺わざ」は必殺わざのすくみのこと。

ムシカード	強さ	必殺わざ	属名	アダーコレクション	備考
パラワンオオヒラタクワガタ	180	チョキ	ドルクス属	あり	2005セカンド以降 2003秋第2弾はアタックタイプ。
コーカサスオオカブト	180	パー	カルコソマ属	なし	2006ファースト以降 2004ファースト拡張パックまではアタックタイプ。
アルキデスオオヒラタクワガタ	160	グー	ドルクス属	あり	雑誌付録以外で初めて登場したスーパーアタックタイプの甲虫。
アルケスツヤクワガタ	160	チョキ	オドントラビス属	なし
雑誌付録のヒラタクワガタ	120	チョキ	ドルクス属	なし	通常排出全般のヒラタクワガタとの併用は不可。
スティーブンスツヤクワガタ	120	チョキ	オドントラビス属	あり
キング	120	パー	トリュポクシルス属	なし	2007年雑誌付録。 アタックタイプ版キングとの併用はできない。 ムシキング、(性格なし、フィギュア付属品などを含む)カブトムシ、カブト丸との併用はできる
カブト丸	120	パー	トリュポクシルス属	なし	没データ アタックタイプ版カブト丸との併用はできない。 ムシキング、(性格なし、フィギュア付属品などを含む)カブトムシ、カブト丸との併用はできる
雑誌付録のヒメカブト	100	グー	キシロトルペス属	なし	通常排出全般のヒメカブトとの併用は不可。その代わりケブカヒメカブトと組んでタッグチームは発動する
ファブリースノコギリクワガタ	100	チョキ	プロソポコイルス属	あり	雑誌付録以外で初めて登場したスーパーアタックタイプの小型甲虫。

• キングとカブト丸は稼働時期の関係上、実際のゲームではアロミリナ属として扱われる。
• 筐体から通常排出されるカードではカブトムシはコーカサスオオカブトのみで、それ以外は全てクワガタムシとなっている。
• 強さ200と強さ140にはスーパーアタックタイプが存在しない。

MAXカスタマイズ後のステータス

ムシカード	グー	チョキ	パー	体力
パラワンオオヒラタクワガタ	59	120	59	158
コーカサスオオカブト	59	59	120	158
アルキデスオオヒラタクワガタ	113	55	55	143
アルケスツヤクワガタ	55	113	55	143
雑誌付録ヒラタクワガタ及びスティーブンスツヤクワガタ	48	112	48	128
キング及びカブト丸	48	48	112	128
雑誌付録ヒメカブト	110	45	45	120
ファブリースノコギリクワガタ	45	110	45	120

• わざカードで体力が増えなかった2004セカンドプラスまでは雑誌付録ヒメカブトとファブリースノコギリクワガタは究極必殺わざの攻撃力が130もあった。

評価

スーパーアタックタイプの甲虫を使うメリットとデメリットは以下の通りである。

メリット

• 強さ（レア度）の割に攻撃力がかなり高い。強さが1ランク（20）上のアタックタイプや強さが2ランク（40）上のバランスタイプと同等である。
  • さらに「強さが低い≒テクニックが高い」ので、カスタマイズ内容によっては階級（強さ）が上の甲虫より攻撃力が高くなる場合もある。
• ドルクス属やオドントラビス属、トリュポクシルス属であれば同属の他の甲虫にもスーパーアタックタイプがいるので、タッグマッチで2匹ともスーパーアタックで「タッグ相性◎」にできる。
  • また、パラワンオオヒラタクワガタとアルキデスオオヒラタクワガタのペアでは「合計値340でタッグ相性◯」にできる。
• 後述のデメリットを逆手にとって「さいごの力」を少ないダメージで発動させる事が出来る。
• デメリットの裏返しになるが、あいこのダメージが少ない。

デメリット

• 強さの割に体力がかなり低い。1ランク下のアタックタイプや2ランク下のバランスタイプと同等である。
  • テクニックが低いので、カスタマイズ内容によっては階級（強さ）が格下の甲虫より体力が低くなってしまう場合もある。
  • 中型甲虫並みの体力があるのはパラワンオオヒラタクワガタとコーカサスオオカブト、あとはカスタマイズ内容によってはアルキデスオオヒラタクワガタとアルケスツヤクワガタがやっと中型甲虫並みになる…くらい。
    • もっと言えば、タッグマッチ以外では強さ160はMAXカスタマイズでも体力は143(究極必殺わざが使えたとしても150)まで。
    • 体力は強さ180が最高だが、MAXカスタマイズ（体力158）とタッグ相性◎(コーカサスオオカブトはタッグ相性◎にできない)でも166。
    • 強さ200でタッグ相性◎にできるスーパーアタックタイプ(ただし、この場合はわざカードなしでも攻撃力が240になり、ゲームバランスが崩壊するリスクがある)を登場させて、MAXカスタマイズかつタッグ相性◎にしてやっと「わざカードとタッグ相性の強化なしの強さ180のバランスタイプや強さ200のアタックタイプと同じ体力」になれる。
  • アルキデスオオヒラタクワガタとアルケスツヤクワガタでもわざカード無しだと小型甲虫並みの体力しか無い。
  • 特に小型甲虫の場合、MAXカスタマイズでも体力は中型甲虫の水準に達せず、相手の攻撃力やとくしゅわざによっては必殺わざを一回受けただけでゲームオーバーになってしまう場合がある。
• 中型甲虫や大型甲虫の場合、体力が低いにもかかわらず「あいこやぶり」が1回しか使えないため、損した気分になるかもしれない。
• 相手もスーパーアタックタイプだった場合、バトル時間がものすごく短くなり面白くなくなってしまうかもしれない。

関連タグ

サタンオオカブト…ゲーム内で唯一、スーパーディフェンスタイプに設定された甲虫。

甲虫王者ムシキングに参戦する昆虫一覧