検索の際はラルフ 悪魔城 と行うのが良い。
概要
初出は『悪魔城伝説』で、『悪魔城ドラキュラ 闇の呪印』・『悪魔城ドラキュラ ジャッジメント』・『Lords of Shadow, Mirror of Fate』でも登場する。
有史以前から吸血鬼と戦ってきた、人間を超えた力を持つ一族・ベルモンド家の末裔。先祖代々受け継がれてきた聖なる鞭・ヴァンパイアキラーで魔物を倒す、正義の心を宿したヴァンパイアハンター。
一族で最も著名な男であるシモン・ベルモンドの100余年前の先祖。シモンにも負けない筋肉質でガタイの良い体格で、ロングヘアーが特徴。
ちなみに、ミドルネームのCはクリストファーの略である。
ゲームでの活躍・特徴
悪魔城伝説
この頃のベルモンド家はその人間離れした能力ゆえに人々から疎まれ、俗世間から身を隠すようにして生きていた。
1476年に東方正教会からの依頼により、トランシルヴァニア地方のワラキアを地獄に変え、ヨーロッパ全土に魔の手を伸ばすドラキュラ伯爵を倒すために戦いに向かった。道中で女魔道士のサイファ・ヴェルナンデス、人間を辞めた身軽さを誇るグラント・ダナスティ、ドラキュラの息子だが人間の味方であるアルカードと出会い、仲間とする。
デス様などの魔物を蹴散らしながら様々なフィールドや城内を進み、ついにはドラキュラと暗黒邪神を倒すことに成功。世界に平和と光を取り戻した。
ラルフと仲間の活躍により、今まで社会から拒絶されて生きてきたベルモンド家は日の光を浴び、表舞台に躍り出ることになった。
また、ドラキュラとの戦いの中でサイファと急接近していき、両想いの仲となる。サイファを仲間とした状態でクリアするとエンディングで寄り添うサイファを優しく受け止めるラルフを見ることが出来る。最終的に結婚したようで、結婚式も挙げている。
姿やコスチューム・ヴァンパイアキラーの強化の仕方・伝統のサブウェポンと連射強化と、なにかと子孫であるシモンを意識した作りとなっている。操作方法や性能も非常に近い。
メインウェポンの威力や防御力などのステータスは主人公らしくバランスが良い。弱点らしいモノは見られず、クセが無く操作しやすいキャラクターになっている。
しかし、腕が上達してくるとラルフよりも耐久力が低いが魔術による攻撃力に優れたサイファや、同じく防御力が低いが素早さが高く壁や天井に張り付けて空中制御が可能なグラントの方が魅力的になってくる。そのため、いつの間にかサイファやグラントの従者のような扱いになってしまうことも。
ただ、面と向かって戦うことになるボス戦では活躍出来る。
ちなにみ、プレイ画面では右上に仲間としているパートナーの顔グラが表示されるのだが、その時のラルフの顔グラは北斗の拳のトキそっくりである。またはアミバか。
闇の呪印
1479年、主人公でかつてドラキュラ配下の悪魔精錬術士であったヘクターは恋人をかつての仲間であるアイザックに殺され、復讐するべく追跡する。そんなヘクターの前に立ちはだかる。悪魔精錬士の不穏な動きを探知したようで、因縁の地ワラキアへと再び降り立った。
前回のドラキュラとの戦いで付いた顔と胴体に傷を負っており、戦いの激しさを物語っている。また、『悪魔城伝説』では父を討ったアルカードの心境と過酷な運命を察し悲しんだりしていたが、今作では好戦的な表情を浮かべることが多く、ヘクターが悪魔精錬術士だと知るといきなり攻撃してきたりと、攻撃的で石頭な性格になっている。前回のドラキュラとの一件が有ったからか、かつての部下であるヘクターの話も全く聞かず2回にわたり戦いを繰り広げる。しかし、ドラキュラを復活させようとするアイザックに隙を突かれ重傷を負わされてしまい、この時の血を代異界への入り口を開かせる代償として使われてしまう。最終的にアイザックと復活したドラキュラはヘクターに倒され、ラルフもヘクターの仲間のジュリアによって助けられた。
本作のおまけモードで操作キャラクターとして使用できる。ストーリーは存在しない。ヴァンパイアキラーを使った強烈なコンボ攻撃や属性攻撃、お馴染みのサブウェポンでの多彩なアクションで敵を薙ぎ払う。子孫のリヒター・ベルモンドのシステムである「アイテムクラッシュ」まで使える。ヘクターの技であるイノセントデビル(使い魔召喚技)は使えない。ただし、これによってクリアを妨げられることは無い。