都市秩序部捜査課、班長、朱鳶。スタンバイ。
プロフィール
概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。
新エリー都一帯の秩序を守る警察組織「治安局」の一員で、都市秩序部捜査課・特務捜査班の班長を務めている。
ゲームでは同班の青衣と共に、ストーリー第二章・幕間のメインを張る。
性格
実直かつ礼儀正しい性格で、非常に優秀なキャリアウーマン。心優しく市民の安全を憂い、悪党を前にしても冷静で毅然とした態度で法の裁きを受けるよう促すなど、能力・人格共に治安員(警察官)の理想像のような人物。
加えて上司格の人間でありながら公務の際は自ら現場に赴く行動派で、アンケート配りのような雑務を始め、事件/事故の調査、果てはホロウに逃げた犯罪者の追跡という危険な任務までこなす。
特に朱鳶が関わった事件で未解決のものは0件という恐るべき実績を持つ。
この姿勢により関係者からの評価は高く、母親には自慢の娘、部下からは「局長って呼ぶ日もそう遠くない」と揶揄されている。
また労働基準法に対しても実直で、業務は定時で終わらせることを鉄則としている。
しかし立場上、治安局の顔でもあるため、守るべき対象の市民から関係者の失態を理由にヘイトを向けられるという不条理にあうことも。また真っ当過ぎる人柄ゆえか悪党の思考が読めず、作中でもトリックや演技に危うく騙されかけるといった場面がある。
まだ普通の子供だった頃、当時治安局の英雄と謳われていたブリンガーに命を救われた過去があり、治安局と彼に強い憧れを抱いている。いま治安局で働いているのも、彼のように誰かを守れる人間になりたいと思ったため。それゆえ長官に昇格して以降、熱意を失いメディアに媚びるだけの存在になってしまった今のブリンガーには複雑な気持ちを抱いている。
普段は一人暮らしをしているが、日々の業務の忙しさゆえに実家にはなかなか帰れていない。しかし、たまの休暇の際は、実家に帰って得意の手料理を振る舞うなど、家族思いで親孝行のよくできた娘である。両親も一人娘である朱鳶を大切に思っており、忙しさで会えない日々も頻繁に連絡を取り合うなど家族仲は良好。
凛とした口調であり、一見すると堅物真面目でクールビューティな印象だが、素の性格や話し方は温厚かつ物腰柔らかであり、恥ずかしくなると赤面するなど非常にギャップ萌えが多いキャラクター。上記エピソードPVは、オンとオフの温度差が良くわかる好例だろう。
信頼イベントを進めていくと、いわゆるそっち系の存在を知らない等、とあるやりとりでの言動と反応から察するにあっち系のことには疎くて耐性がないらしく、純情であることがわかる。
またセスの発言から察するに、猫などモフモフとした動物が苦手であるもよう。実践エピソードでは、猫と対峙するやいなや引き攣った表情をしており、抱きつかれた際は悲鳴をあげていた(なお、猫は飼い主に引き渡された途端にイカ耳を立てて暴れていたので、心なしか飼い主より朱鳶のほうに懐いている様子がうかがえる)。
間章では追跡している犯人に妨害としてその辺りにいた猫を投げつけられた時に思わず怯んでいる(猫は青衣がキャッチした)。
一方で、ノックノックのアイコンやエピソードの節々などから好物がトマトであることが示唆されている。
容姿
黒を基調とした長い髪に赤色のメッシュが入っており、両親の髪色と幼少期を見るにどうやら地毛であるもよう。仕事時の髪型はポニーテールだが、オフの日は髪を下ろしたり、団子に結ったりしており、キャミソールにヘソ出しハーフパンツなどラフな格好をしている。
ワイシャツをロングパンツにタックインし、その上から治安局のベストを羽織るという警官らしい服装。ただ戦闘服も兼ねているのか、各所にホルスターやプロテクターといった改造が施されており、いわゆるボディスーツのようにも見える。
pixivではボディスーツと解釈したイラストも多い。
能力と戦術
「直ちに抵抗を中止せよ!」
専用武器はサプレッサーK22。Ver1.0後半ピックアップより実装。エーテル属性を持つ銃撃と体術を使って戦場を駆け回る近接と遠距離を兼ね備えたオールラウンダー。高いステータスから放たれる高火力かつ手数の多さが特徴で、高い数値のダメージがとにかく出やすい。その威力は、ボスすらも簡単に溶かしてしまうほど。
通常攻撃、回避反撃などを駆使することで強化散弾を獲得でき、これを使って強化スキルを発動する事が可能。倍率が非常に高く、エーテルの支援属性キャラと組み合わせると並の敵は制圧できる。
終結スキルは高倍率のエーテル銃弾の弾幕を大量に浴びせる。もともとの高いステータスも相まってダメージも大きいので、優先して強化しよう。
現時点での特筆すべき点は、二つある。
一つは、エーテル属性アタッカーで唯一のS級キャラクターであること。
Ver1.0時点では貴重なエーテル属性持ちであり、もう一人はA級のニコのみとなっている。
炎・氷・電気・物理属性は恒常にいるためまだ何とかなるが、エーテルは恒常にいないため尚更貴重なので余裕があれば確保しておきたい。
もう一つは、異例の追加能力発動条件である。
ゼンゼロのエージェントは追加能力を発動する際、パーティ編成に同じ陣営か属性のキャラを入れるのが基本条件だが、朱鳶の場合はそれに加え"支援キャラ"なら誰と組んでも発動する点にある。
つまり、属性や陣営の縛りがないため、今後の実装キャラ次第では多種多様なパーティー編成を組むことができ、非常に将来性のある仕様となっている。特に、青衣やセスなど同所属である特務捜査班のキャラが実装されればさらに強力になることが期待される。
交友関係
青衣…部下でありタッグを組むなど、普段から二人で行動している。立場上は朱鳶が上司だが、青衣の方がキャリアが長いためか部下であるにもかかわらず「先輩」と呼び慕っており、作中でも青衣に先導される構図になることがしばしばある。一方で、青衣の突拍子もない言動に朱鳶がセーブをかけてストッパー的な役割を担うなど、互いを支え合う確かな信頼関係で結ばれている。
セス・ローウェル…同じく部下。朱鳶による任務説明の内容を熱心にメモするなど敬愛している。また、朱鳶が苦手とするモフモフしたものは「全部俺に任せてください!」と宣言している。
星見雅…対ホロウ6課であり、学生時代の同期。雅との会話では砕けた話し方をしていたり、朱鳶の部屋には数々の表彰状とともに彼女とのツーショット写真が飾られていたりするなど仲の良さがうかがえる。エピソードでは、二人の会話をしばしば聴ける。
リン…「リンちゃん」と呼び、敬語で話す。ただし朱鳶からすれば年下の妹のような存在であるため、姉のように接している。なお、ノックノックなどでコミュニケーションイベントがある。
アキラ…「アキラくん」と呼び、敬語で話す。リン同様に、年下の弟のような存在であるため、姉のように接している。同じく、ノックノックなどでコミュニケーションイベントがある。
余談
露出ほぼゼロというお堅い格好ながら、その中からご立派なスタイルがはちきれそうになっており、何がとは言わないが全部デカイ。
ムービー内でもアクティブに動くたび、あっちこっちが揺れているのが確認でき、カメラワークも明らかに狙っている描写が多々ある等、ホヨバの変態的な技術(褒め言葉)が垣間見える。
エレン同様初期限定キャラという事もあり、実装と同時に多くのPVがリリースされた。特に実戦紹介PVはなんと公開からわずか4日(2024/07/28)時点でライカンの再生回数を超えるという異例のスピード。
…なのだが、多分理由は上記の容姿が理由のほとんどであろう。しかし、彼女という人間の魅力もたっぷり伝わるので、下心なしでも是非見てほしい。
また、キャラソンEPでは同社ゲームでは珍しい正統派かつ健全なシャワーシーンが拝めるので要チェック。
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