概要
仮面ライダーガッチャードの用語の1つ。
りんねが幼い頃に風雅が読み聞かせていた、絵本(錬金術師に伝わる伝承を題材にしたものと思われる)『錬金術の大いなる道』で語られる、120年前に存在したとされる伝説の錬金術師。
絵本の御伽話によれば、どこからともなく現れかつて世界を闇に閉ざした悪魔を、手にした光輝くフラスコから太陽を生成して打ち滅ぼした後、名も名乗らずに去って行った為この名で語られるようになったとされる。
なお、絵本の押絵に明らかにバッタのケミーらしき存在が描かれている事や、(東映の公式サイトによれば)絵本の内容は番組P発信で作成されたものとのことなので、今後、物語に関する重要な伏線である可能性が高いが、詳細は不明。
そして第24話にて、りんねからこの暁の錬金術師は120年前に実在した人物で、錬金術師にとって「仮面ライダー」の称号が特別な意味を持つようになったのは、彼の偉業によるものであることが語られている。
さらに第36話にて、暁の錬金術師が封印した「悪魔」がギギストを指していたことが、ギギスト当人から語られた(後に同じ「冥黒王」のジェルマン、ガエリヤが降臨しているため、おそらく「悪魔の一人」としての認識と思われる)。
関連タグ
仮面ライダーガッチャードデイブレイク:見た目だけなら合致している仮面ライダー。
鋼の錬金術師:おそらく名前の元ネタ
ここから先はネタバレ注意⚠️
『ザ・フューチャー・デイブレイク』
物語終盤、仮面ライダーミラクルガッチャードと仮面ライダーガッチャードシャイニングデイブレイク、仮面ライダーマジェードの3人により撃破された冥黒王。
しかし、完全消滅には至っておらず、「仮面ライダーのいない世界でやり直してやる!」と宣言して過去へ逃亡。
未来の宝太郎/デイブレイクはデイブレイクタイムロードの力を使ってその後を追い、過去へ飛んだ…。
「そう、俺はデイブレイク…"暁の仮面ライダー"だ!」
その後、元の世界へと戻った現代の宝太郎とりんね。夏祭りが始まる最中、宝太郎は未来の自分の無事を心配するが、りんねは彼に過去の錬金術師の伝承を綴った『錬金術師の大いなる道』のあるページを見せる。
「ガッチャ!」
そこには冥黒の王を打倒する一匹のバッタと輝く太陽、
そしてデイブレイクの姿が描かれていた…。
真の余談
- 前述のように、「暁の錬金術師=未来の宝太郎/ガッチャードデイブレイク」とも捉えることができるような描写がなされているが、断言はされていない。実際、パンフレットでもその点を濁したようなコメントとなっている。
- とはいえ、世界中の様々な伝承の中には、実際に起こった出来事を元にした話もあるため、「暁の錬金術師=未来の宝太郎/ガッチャードデイブレイク」の説もあながち間違いではない。