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大鳥(LobotomyCorporation)の編集履歴

2024-08-05 13:05:33 バージョン

大鳥(LobotomyCorporation)

おおとり

大鳥とは、ゲーム「Lobotomy Corporation」、またはゲーム「Library of Ruina」に登場するアブノーマリティ(幻想体)である。

『怪物』は存在しないと結論づけた。

(A month later, we came to this conclusion: There was no such "beast" in the forest.)


概要

 大きく黒い体と無数の大きな目を持つ鳥形のアブノーマリティ(幻想体)で、その姿は人によっては不気味にも可愛らしくも見えるという。

 分類はO-02-40で、リスクレベルはWAW。


管理方法

作業時

攻撃タイプダメージE-Boxes悪い普通良い
BLACK2-6200-78-1314-20

職員ランク本能洞察愛着抑圧
1普通低い普通低い
2普通低い普通低い
3普通低い普通最低
4普通低い普通最低
5普通低い普通最低

クリフォトカウンター:5


特殊効果

  1. 作業結果が良いとカウンター1回復
  2. 作業結果が悪いとカウンター1減少
  3. 職員が5人死亡するとカウンター1減少
  4. レベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態が発生するとカウンターが0になる
  5. クリフォトカウンターが0になると脱走

 管理方法は職員の死亡が関係しているため、頻繁に脱走をし得るアブノーマリティである。

 ただカウンターを回復させる手段はあり、条件も「作業結果良いを出す」といったそこまで難しくはないものなので、職員の死亡数に反応する他のアブノーマリティと比べるとまだ良心的。

 ただ、上記の通り、レベルⅡ(Second Trumpet)以上の非常事態である場合、現時点のクリフォトカウンターにかかわらず脱走する。この特徴を持つアブノーマリティは他に1体のみである。


脱走時

HPREDWHITEBLACKPALE
1600耐性(0.8)弱点(1.2)耐性(0.5)弱点(1.5)

 脱走時は大鳥のいる部門は停電状態に陥る。大鳥は定期的に手に持つランプを揺らして最も勇気ランクまたはHPの低い職員にマークを付ける。

 このマークは時間経過で3段階に変化し、マークが付与された職員はダメージを受けなくなる。


 マークは大鳥のいる部門から出れば解除可能だが、マークが付いたまま40秒放置していると魅了状態となって大鳥の元に向かう。魅了状態かどうかに関わらずマークのついた職員が大鳥の元にたどり着くと、大鳥の目が赤色に変化し、頭を食いちぎる形で即死させる

 部門内に職員がいない場合は、別の部門に移動する。


 マークの付与の間隔はわりかし長いが、鎮圧中の職員(特に近距離攻撃の武器を装着している職員)にマークがつくとマークがついた直後大鳥と接触→即死ということが発生し得るため油断はできない。


 安全な攻略法としては、大鳥がこれ以外の攻撃手段を持たないことを利用して大鳥のいる部門内のマークがつく職員を把握した上でその職員を他の部門への移動口に近い位置に配置し、マークが付けられた直後に部門間を往復させることで攻撃している他の職員にマークがつくことなく鎮圧することが可能。

 ただ、他のアブノーマリティなどが脱走している状況ではこの方法は難しく、他に注意を向けている間に職員が数人ほど噛み殺されていることも多いため注意。


EGO

武器

名称ランク属性ダメージ攻撃速度射程
ランプWAWBLACK22-28低速普通

・特殊効果:攻撃時25%の確率で3秒間攻撃対象の受けるBLACKダメージが50%増加

防具

名称ランクREDWHITEBLACKPALE
ランプWAW耐性(0.8)耐性(0.7)耐性(0.4)弱点(1.5)

ギフト

名称:ランプ

部位:頭2

効果:HP・作業速度・作業成功率が3上昇


 武器はランプのような形をしたハンマーで、攻撃時に相手BLACK耐性を一時的に低下させるので、他のBLACK属性武器持ちの職員と組ませて鎮圧に参加させると鎮圧の効率が上昇する。

 防具はWAWランクのものの中では最も高いBLACK耐性(WAWランク防具で同じBLACK耐性を持つものは愛と憎しみの名のもとにのみ)を持ち、後半にBLACK耐性が特に重要になる傾向のあるこのゲームにおいては汎用性の高い防具となっている。


ストーリー

黒い森の鳥たち

 かつて、「黒い森」と呼ばれる場所で罰鳥審判鳥と共に怪物から森を守ろうとしていた。


 ある時、森の住人に「見張っていない時に何か起きたらどうするのか?」と聞かれたために、自分の羽を全て使い、永遠に消えないランプを作り出した。そのランプを使い、何でも見通す無数の目で夜の森を徘徊していた。


 そのおかげで怪物の被害は減ったが、大鳥はそれでも怪物の手によって死んだ生き物のことが気がかりだった。

 最終的に、「自分が先に殺すことで怪物から救う」という考えに至った。大鳥は森の住人の頭を噛み切って殺 害することで、怪物から「救った」と考えているようである。


 というのも、大鳥は「死」という概念を理解しておらず、自分の手で「殺す」ことでその生き物が「死ぬ」とは思っていないらしい。


 ある時から、「大鳥が常に森を見張っているから全然自由でない。」と言われ、周りから恐れられるようになった。

 やがて大鳥達は森の守りを確固たるものにするために、ある策を講じた。


 ……その後、どのようにして彼らが収容されたかは不明である。

 また調査によると、「人間を誘う怪物」は存在しなかったようだが…


Library of Ruina

 大鳥は哲学の階の1体目の幻想体として登場する。

 幻想体バトルでは大鳥は取り巻きとして「目玉鳥」を2体引き連れている。


 大鳥は3幕ごとに「眩惑」というページを使い、司書を魅了状態にし、その次の幕に「救い」という強力な反撃ページを使う。

 そのまま放っておくと魅了状態の司書はこのページに自動的にマッチしてしまい、反撃ページ発動時に即死してしまう


 攻略法としては、この時他の司書に「鳥籠」というページが渡されるので、このページで魅了状態の司書に対しマッチを取りに行くことで大鳥とのマッチを防いでいくことになる。


 通常時大鳥は高い耐性を持つが、取り巻きである目玉鳥を倒すことで手に入る「子守唄」を使うことで大鳥を混乱状態にし、その間に総攻撃を加えることが攻略の鍵となる。


 攻略後に手に入る幻想体ページは「監視する目」、「永遠に燃えるランプ」、「救い」の3枚である。

 「監視する目」は崩壊ページで、使用時に付与した司書の光を全回復し、それ以降は他の1名の光が回復しない代わりに付与した司書の光の回復が1増える効果がある。

 「永遠に燃えるランプ」は付与した司書が速度関係なしにマッチを取れるようになる効果を持ち、これにより相手の厄介なページを一人の司書に集中させるなどの戦術が可能。

 「救い」は付与した司書より速度が高い場合に威力が1上昇し、相手のHPが4分の1以下である場合はマッチ勝利時に相手のダイスを全て破壊する効果を持つ。


余談

 実はこのキャラは本作のために描かれたわけではなく、デザイナーを探していた開発スタッフの目に留まり起用されたキャラであるというSCP FoundationにおけるSCP-173と似たような経緯でできたキャラ とのこと。

 この作品のトレーラー動画にも多数出演しており、看板アブノーマリティ扱いされている。


 よく見ると、大鳥の目のうち一つ瞳孔のない瞳があるが、これは審判鳥から受け取ったものだと言われている。

 

関連イラスト

まとめ②Birds


関連タグ

Lobotomy Corporation/Library Of Ruina:登場作品

アブノーマリティ WAW

大鳥:表記揺れ。このアブノーマリティに関する作品の多くはこちらのタグで投稿されている。

審判鳥 /罰鳥:同じく黒い森出身のアブノーマリティ(幻想体)である鳥たち。


 千里眼 監視 死は救済


死んだ蝶の葬儀:同作品群に登場するアブノーマリティ(幻想体)で、このアブノーマリティ同様に人々に安楽なる死を与えることで「救済」するという行動原理を持つ。しかし、脱走条件は全く異なる。

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