ドラゴンスタイル
どらごんすたいる
概要
通常、精神世界であるアンダーワールドでしか使えないウィザードラゴンの力を現実世界でも発揮できるようになった、仮面ライダーウィザードの基本4スタイルの強化形態。
ちなみにドラゴン「スタイル」となっているが、実際のフォーム名に「スタイル」は付かず「仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン」のように表記する。
各種ウィザードリングを使用する事で対応する姿に変身するが、ドラゴタイマーを用いれば四属性のドラゴンスタイルを召喚する事もできる。
変身音は属性の音読みや訓読みが基になっていた基本4フォームに対して、こちらは属性から連想させられる擬音が基になっている。例えばウォータードラゴンならば「ジャバジャババシャーン!ザブン!ザブーン!」となる。
その力は提供者のドラゴン曰く、「絶望に近づくという事に他ならない」らしいが、特に大きなデメリットが生ずる事はなかった。
とはいえ、白い魔法使いの目論見の一つにとある計画に向けて「魔法使いを完成させる」為に動いており、それを指しているものと推測される。
なお、この計画の一環として生み出された3人の仮面ライダーメイジはドラゴンスタイルと同じ魔法を使う事ができる。
なお、本来はウィザードのウィザードリングはビーストドライバーには非対応だが、ハイパーバトルDVDでは仮面ライダービーストがランドドラゴンウィザードリングの力を用いて「ウィザードマント」と呼ばれる特殊形態に変身していた。
容姿
頭部には共通してドラゴンを思わせる「エクスドラゴロッド」という触角が伸びており、黄色一色だった額の「ウィザーシグナル」はシーブロック(複眼部分)を模した「〇〇シグナル」(※)に変化し、金色のパーツが周囲を取り巻く。
胸部には魔宝石で彩られた装甲「〇〇ラングシャード」(※)、肩部には封印石「グランマジェスティ」が確認できる。
また、どの形態にも共通してウィザードラゴンの頭蓋を模した「スカルキュイラス」が存在する。
通常形態はウィザードローブが黒だったのに対して、こちらは「〇〇オーバーコート」(※)というそれぞれのパーソナルカラーをベースとしたものに変化し、防御力が2倍となっている。
また、足部分のアンダースーツは「シャンクアルギロス」という銀の装甲に覆われている。
その反面、手足についた魔力増幅器は黒色に変化し、名前も「スケイルスリーブ」、「スケイルレガード」となっており、スケイルの名前通りに防御力もウィザードラゴンの鱗並みとされている。
更に戦闘力や操る魔法が強化されているだけでなく、専用魔法・スペシャルを使うことでドラゴンの身体の一部を具現化して武装することも可能。
(※)〇〇内には属性が入る。
(出典:「仮面ライダー図鑑」より)
形態一覧
フレイムドラゴン
フレイムドラゴンリングで変身するスタイル。
属性や基本的な形状はフレイムスタイルと同じ。ドラゴライズリングを使用せずとも身体からドラゴンを分離させる事でドラゴンを召喚できる(召喚後は変身前のフレイムスタイルに戻る)。
スペシャルウィザードリングを使用するとウィザードの胸部にウィザードラゴンの頭部・ドラゴスカルが具現化され、強力な火炎放射で敵を焼き尽くす。
仮面ライダーウィザードビーストマント
ビーストの持つファルコウィザードリングとバッファウィザードリングを使用した形態。
フレイムドラゴンをベースに両肩にファルコマントとバッファマントを羽織っている。
仮面ライダー図鑑では「仮面ライダーウィザード ビーストスタイル」表記。
ハリケーンドラゴン
ハリケーンドラゴンリングで変身するスタイル。
属性や基本的な形状はハリケーンスタイルと同じだが、変身リングと同じ魔宝石で作られた専用リング・サンダーウィザードリングにより雷を扱えるようになった。
スペシャルウィザードリングを使用するとウィザードの背部にウィザードラゴンの翼・ドラゴウィングが具現化され、空中を自在に飛行できるようになる。
ウォータードラゴン
ウォータードラゴンリングで変身するスタイル。
属性や基本的な形状はウォータースタイルと同じだが、変身リングと同じ魔宝石で作られた専用リング・ブリザードウィザードリングにより冷気を扱えるようになった。
スペシャルウィザードリングを使用するとウィザードの腰部にウィザードラゴンの尾・ドラゴテイルが具現化され、尾の一振りで海を割ったりブリザードで凍らせた敵を粉砕する。