概要
概要
黙ると死ぬベルト、もとい、操真晴人が仮面ライダーウィザードに変身するためのベルト。
従来の魔法使いに当てはめるなら「魔法の杖」に相当する。
通常時は晴人のベルトとしてバックルの手形部分のみが出現していて、変身前でも右手の魔法リングをかざせば、一部の魔法を使用することが可能。
ドライバーオンウィザードリングをかざす事で「ドライバーオン」の魔法が発動しベルトが完全に出現する。
左側にはウィザードリングホルダーが装着されている。ウィザードリングを装備できるスロットが7つ存在しており、チェーンのような意匠になっている。
仕様
仕様
ベルト内部に魔力増幅の魔法陣を刻んだクリスタルグリモワールストーンを内蔵、ウィザードの魔力を増幅している。
バックルにある手をかたどった部位ハンドオーサーが、固有の振動を放射することでかざされた魔法石を活性化させ魔法を発動する。
魔法使用時にはハンドオーサーは左右にあるシフトレバーを上下させて切り替える必要があり、右手の指輪を使う場合は右向きに、左手の指輪を使う場合は左向きにハンドオーサーを切り替えないと魔法を使えない。
また同一の方向のまま魔法を連続使用する事はできずハンドオーサーを右→左→右…という具合に一度逆向きにしてからすぐに戻す必要がある。
変身の際にはハンドオーサーを左向きに変え、左手にはめた変身用ウィザードリングをかざすと準備完了。
晴人の体が魔法陣を通過することで仮面ライダーウィザードへの変身が完了する
この魔方陣は左手が向いている方向から発生するため任意に方向を変える事ができる。
因みに魔法陣の外縁部には英語の大文字で「魔なる力が宿りし石より出て、現世に大いなる力を顕さん」と書かれており、内縁部に小文字で「指輪に秘めし竜の力を解放せよ」と記されている。
発動した魔法はスペルエンチャンターと呼ばれるスピーカーによって、音声の符号化により簡略化された言葉として下記のように発生される。
音声
音声
このベルトの特徴といえば、異様にテンションの高い音声である。
ただ、前作にもベルトや武器の音声のテンションが高い奴はいた。
また、スタイルチェンジで歌が流れるのは前々作の主役ライダーを彷彿とさせる。
因みにこの音声は「魔法の呪文」を符丁化・短縮した物。
つまり魔法発動の為の「詠唱」をドライバーが代行している形になる。
基本4フォームは属性の日本語名(フレイム以外は音読み)、ドラゴンスタイルは属性を象徴する擬音で統一されている。
スラッシュストライク・シューティングストライク(正確にはウィザーソードガンの音声)
「キャモナスラッシュ(シューティング)シェイクハンズ!○○(スタイル名)・スラッシュ(シューティング)ストライク!×××!×××!(スタイル名で変化。フレイムなら「ヒーヒーヒー」ハリケーンなら「フーフーフー」など)」
他のドライバーとの関連
他のドライバーとの関連
『ウィザード』に登場する変身ベルトはアーキタイプであるビーストドライバーを除いて、仕様がほとんど同一である。
外見も全く同一である白い魔法使いドライバーとメイジのベルトに対してウィザードライバーのみ音声や色彩に差異があるが、これらのベルトの開発順にどのような経緯があったのかは不明。
晴人が魔法使いになったのはワイズマンも想定外だったようなので、彼自身のドライバーのプロトタイプを渡した可能性も考えられる
玩具
玩具
2012年9月1日に「変身ベルト DXウィザードライバー」の商品名で発売。
フレイム、ウォーター、キックストライクの3種のウィザードリングが付属する。
作品の主力商品であるため、すべてのウィザードリングを読み込むことができる。
ウィザードリングホルダーは2012年10月13日に「DXウィザードリングホルダー」として別個に発売されている。
劇中と異なり、スロットは5つで形状が固定されている。
ドライバーオンウィザードリングが付属する。
その他
その他
詠唱の最後に「プリーズ」が入るが、英語圏ではpleaseの暗喩として『(頼みごとをする際の)魔法の言葉』(magic word)という言い回しがあり、子ども向け番組の呪文にまさにふさわしいといえる。
例えば、子どもが親に頼み事をする際、pleaseを付け忘れると「What's the magic word?」と言われ、pleaseをつけることを促される。
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- Fate/WizarDragonknight
"just the beginning"
初期はドラゴンスタイル使わない路線でしたけど…… やっぱりここまできたらドラゴンスタイルにならないと!4,077文字pixiv小説作品