中森青子
なかもりあおこ
概要
武術に長けている者が多い青山剛昌作品の女性陣において戦闘力皆無かつ、運動も苦手という普通の女子高生である。
料理も得意ではない様子。
また、アニメが制作される度に声優が変わるので、同一人物でありながら後述のように担当声優が4人もいるキャラでもある。
黒羽快斗のクラスメイトで、都立江古田高校に通う高校2年生。中森警部の娘。同じクラスの桃井恵子とは親友。
イメージカラーは青9月生まれであり、名前の「青子」は誕生石のサファイア(いわゆるブルーサファイア)から付けられた。
一人称は「青子」だが、たまに「私」になる。
数学教師の出題に即答する場面があるが学力は普通。
Cカップだが貧乳と言われる。
スケートは上手いがスキーは苦手。
家族
父親は警視庁捜査第二課警部の中森銀三。
母親は検察官の中森碧子。
原作で長らく登場していなかった為、父子家庭として描かれている場面がしばしばある。桃井恵子からも故人だと勘違いされていた。
コミックス5巻「日輪の後光【中編】」では、青子が母親に教わったという台詞があったが、いつのことなのかは描写されていない。
担当声優
- 岩居由希子:『名探偵コナン』76話「コナンVS怪盗キッド」(吉田歩美と兼役)
- 高山みなみ:『名探偵コナン』219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」と以降のOVA(江戸川コナンと兼役)
- 藤村歩:『まじっく快斗』
- M・A・O:『まじっく快斗1412』、『100万ドルの五稜星』
元々の作品である『まじっく快斗』が長らく連続アニメ化されず、コナンの特別枠などでの放送間隔もかなり空いてしまった事や快斗や父親の中森銀三、白馬探などに比べてコナンへの客演が少ないこともあってか担当声優が複数いる。なお、コナン客演時はコナンのレギュラーキャストが兼役で演じていた。
なお、白馬探は『犯人の犯沢さん』では『1412』のキャストではなく過去の『コナン』客演時(無印『まじっく快斗』)のキャストが再登板していたのだが、青子は『まじっく快斗』時の藤村歩氏が2019年より無期限休業となっているため、『1412』のM・A・O氏が『100万ドルの五稜星』にて起用されている。これにより初めて作品を跨ぐ形で同一のキャストが続投した。
関連項目
まじっく快斗 黒羽快斗 中森銀三 白馬探 小泉紅子 桃井恵子 江古田組 怪盗キッド
毛利蘭:同じ青山作品の『名探偵コナン』のヒロイン。読者視点からは容姿が似ており(というより、青子が彼女の原型)、キッドもコナンに向かって「あの手の顔に弱い」と発言している。しかし、新一・快斗とは異なり、作中で瓜二つという描写はなく(ただしある程度は似ているようで、「すげー似てるけど、胸の大きさが全然違う(笑)」と発言している)、作者曰く似てしまうのは描き分けの問題とのこと。
コナン作中でも、快斗と青子が並んで歩いているのを見かけた鈴木園子は、快斗が新一君に似ていると発言した一方、青子の容貌については特にコメントしていない。父親である中森警部も、何度も蘭と会っているが青子に似ているという発言は一度もしていない。100万ドルの五稜星では、重傷を負った中森警部が搬送された病院でコナンや平次と会って話をしていたが、2人は青子が蘭に似ていると言うような反応はいっさいしていなかった(逆に青子はコナンの顔に快斗の面立ちを感じ取っていた)。
また、蘭はクラスでも評判の美人という設定である一方、青子にはそのような設定はなく、そのポジションは紅子である。しかし、快斗にとって青子は最も大切な存在であり、公式のキャラソンではかわいいと思っている様子。