概要
2020年4月30日にPS4、Switch、PCで配信されたアクションゲーム。
開発は『ワンダーボーイ ドラゴンの罠』をリメイクしたフランスのインディーズメーカーLizardcubeとGuard Crush Gamesが担当。
元々シリーズファンだった開発者がセガに許可を求めたところ、セガ側が気に入って公認という形で開発が進められた。ワールドワイドパブリッシャーは多くの「有名レトロゲームの現行プラットフォーム移植版」を出していることで知られるフランスのDotEmuが担当。
2021年7月15日には追加キャラクター、追加モードが搭載されたDLC「Mr. X Nightmare」が発売された。
ゲームシステム
過去作を踏襲したオーソドックスなベルトスクロールアクションだが、新システムとして、攻撃を途切れさせずに連続でヒットさせると連続ヒット数がカウントされてそれに応じたスコアが加算されるようになった。ただし、途中で攻撃を受けるとカウントが中断されてスコアが入らなくなってしまうので、カウント継続を狙うか安全な場所で清算するかの判断がハイスコアの鍵になる。
技はⅡやⅢの必殺技を継承した感じの体力を消費するスペシャル攻撃と、1作目のスペシャル攻撃(援護射撃)やゲームギア版Ⅱの超必殺技を継承した感じの回数制限のあるスーパー奥義が両方使える。本作のスペシャル攻撃は使用後に敵に攻撃をヒットさせると消費した体力が回復するが、全部回復する前に敵の攻撃を受けるとまだ回復していなかった部分は回復しなくなってしまう。
ストーリー
『ベア・ナックルⅢ』の事件によりMr.Xとそのシンジケートが凋落して10年が経過したウッドオークシティは、束の間の平和に包まれていた。
しかし、Mr.Xの子である「Y姉弟」が新たな犯罪組織を率いて街のモラルを蝕み続けているという。
元警察官のアクセルとブレイズは、旧友アダムの娘チェリー、ドクター・ザンの弟子フロイドを仲間に加え、Yシンジケートに挑む。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
プレイヤーキャラクターは、初期状態で選択できるのが、過去作全てに登場しているアクセルとブレイズ、新キャラクターのフロイドとチェリーの4人。ストーリーを一定地点まで進めると1作目に登場したアダムが使える。
また、通算スコアによって、1作目からⅢのプレイヤーキャラクターが当時のドット絵で、Ⅲのアッシュを除き使用可能になる。
DLC「Mr. X Nightmare」を追加することで、エステル・シヴァ・マックスの3人が新たに使用可能になる。
※執筆途中です
職業は元警官。使用体技はマーシャルアーツ。趣味はビデオゲーム。
警官を辞職後は拳だけに頼らぬ力を身に着けようと大自然の中に身を投じトレーニングの日々と瞑想と自己探求の日々を送っていたが、ブレイズからの要請により街に戻ることとなった。
倫理観をめぐり警察本部長と口論になり、怒りを抑えきれずに彼の顔面にパンチを喰らわせてしまい、警察を懲戒免職となり、現在はダンス講師をしている。
新たな犯罪シンジケートの噂を聞きつけ、古い友人たちに召集をかける事となった。
- チェリー・ハンター
職業はミュージシャン。使用体技はポゴ(ダンスの一種)。趣味はバイクの整備。
アダム・ハンターの娘。警察官である父の格闘センスは受け継いだが、法や秩序は関心の対象ではない。
エレクトロ・プログレッシブ・ロックのミュージシャンとして街でも特に危険なバーやクラブで演奏をしている。
- フロイド・イライア
職業は石工。使用体技はラクシンフィスト。趣味は科学。
事故により腕を失ったが、建築会社は彼の医療費を払うよりも弁護士にその費用を投資することを決定した。
そこにドクター・ザンの救いの手を差し伸べられ、何年もかけてザンの開発したサイバネティックアームの使用法を習得した。
ブレイズがザンに助けを求めた時、彼の代わりに応えることとなった。
- アダム・ハンター
職業は警察の特殊捜査課職員。使用体技はボクシング。趣味は盆栽。
10年前の事件以来、娘のチェリーのことだけを考えて生きてきたが、特殊捜査課に呼ばれ、勢力を拡大しつつある新たな組織に潜入することになる。
- シヴァ
- エステル・アギレ
- マックス・サンダー
- サミー・ハンター
- ドクター・ザン
- ビクティー
サミー・ザン・ビクティーはⅣの規格のグラフィックのキャラクターは存在せず、旧作のグラフィックのキャラクターのみが存在し、ストーリーにも登場しない。
関連動画
関連サイト
- 公式サイト
- 『ベア・ナックルIV』旧作から12キャラがプレイアブル参戦決定! さらに1/2のBGMでもプレイ可能なことが判明
- 『ベア・ナックルIV スペシャルエディション』PS4、Switch向けに7月30日に発売。最大半額で購入できる“3goo GWセール第2弾”も開催