『ベア・ナックルⅢ』のBATTLE MODEの勝利時、敗北時の台詞はアクセルの性格を把握出来る貴重な資料である。アクセル同士の同キャラ対戦で勝利時は相手がパワーを真似出来なかったと分析し、敗北時は相手の方がパワーが上な事に驚愕するなど、戦闘においてはパワーを重視しているようである。また、ブレイズに敗北時はグランドアッパーを見切られた事を悔しがっており、自分の必殺技に自信があるようだ。

対戦に熱中する性格で、ブレイズに勝利時はこいつだけは負けられないと言い、サミーに敗北時はこの事を彼の兄のアダム・ハンターに黙っているようお願いしたり、アダムにバカにされる事を予感して本気で悔しがる。

主役としてのプライドがあり、カンガルーのヴィクティに勝利時は、隠れキャラクターごときに負けると思ったかと啖呵を切るが、敗北時は主役としての面子が無くなってしまうのではないかと狼狽えている。

他のキャラクターとの関係

シリーズで各事件解決に向けて共に戦ったブレイズ・フィールディングからは特別な感情を持たれているようである。『ベア・ナックルⅢ』では、オープニングデモでアクセルへ送られた手紙の最後に「YOUR PARTNER Blaze」の署名が添えられており、親密さが感じられる。

アクセルの方もブレイズを異性として意識しているようで、同作のBATTLE MODEで彼女に勝利時は、おわびにディナーでも奢ろうかと提案する。

外見一覧

ベア・ナックル怒りの鉄拳 / ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌 / ベア・ナックルⅢ

上半身は額に青いバンダナ、白いTシャツ、下半身はジーンズとスニーカー。

いわゆる『ファイナルファイト』のコーディーと同じ出で立ち。

ベア・ナックルⅣ

上半身は額に青いバンダナ、デニムのジャケットと白いTシャツ、下半身は腰にトレーナーを巻、ジーンズとスニーカー。

11年以上の歳月が経過している為か、髭を伸ばしたワイルドな風貌になっている。

劇中の活躍

ベア・ナックル怒りの鉄拳

平和だった街は、強大なシンジケートの手に落ち、警察すらシンジケートの支配下に置かれ、治安は悪化の一途を辿った。アクセルは同僚のブレイズ、アダムと共に腐敗した警察を辞職し、自分達の手でシンジケートを叩き潰す事を心に誓った。

ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌

前作から1年後。アクセル達に倒されたMr.Xは生存しており挑戦状を叩き付けてきた。また、アダムは彼に捕らえられていた。アクセルとブレイズは、新たにアクセルの親友のマックス・サンダーとアダムの弟のサミー・ハンターを仲間に加え、アダム救出へ向かう。

ベア・ナックルⅢ

キリー研究所のギルバート博士が発見した新しい原子「ラクシン」。原子番号122である「ラクシン」を中性子と反応させると崩壊し、莫大な放射能を放出する。「ラクシン」0.01ミリグラムで死亡者数は100万を軽々と超える致死量である。

19XX年7月4日午後2時、ウッドオークシティ中央行政センター内で「ラクシン」が爆発。推定死者3万人、負傷者8万人の大惨事となったこの事件は「ラクシン爆破事件(若しくはラクシン事件)」と名付けられた。事件発生から一週間後も放射能は持続し救助活動は滞り被害はさらに拡大しようとしていた。警察庁特捜部は「ラクシン」がシンジケートと深い繋がりを持つキリー研究所から流出した事までは突き止めるが、犯人グループは未だに解明されなかった。この時期、アクセルはブレイズと共に警察に復職しており、特殊捜査課に所属。「ラクシン爆破事件」を担当する事となった。

アクセルは自分宛に送られてきた、ブレイズからの封筒を開封する。中には「ラクシン爆破事件」、そして同日に起こった軍事最高司令官ペトロフ将軍が謎の失踪を遂げた事件、上述の二つの事件に関する新聞の切り抜きと写真が入っており、これに関する捜査が今回の任務であるという。アクセルは捜査を開始する。

ベア・ナックルⅣ

前作から10年が経過。Mr.Xの双子の子供達、Y姉弟が出現。彼らは洗脳作用がある音楽でウッドオークシティを支配しようとする。アクセルはかつての仲間のブレイズとアダム、新たにアダムの娘のチェリーとドクター・ザンの弟子のフロイド・イライアを仲間に加え危機に立ち向かう。

台詞一覧

ベア・ナックルⅢ

対アクセル

・「俺のパワーはマネできなかったみたいだな!」(勝利時)

・「アクセル・ストーンは俺ひとりだけさ・・・。」(勝利時)

・「ハッ！よわすぎるぜ! それでも俺のマネをしてるつもりか?」(勝利時)

・「クッ、つよい・・!?」(敗北時)

・「フン・・俺のなをかたるだけはあるな。」(敗北時)

・「クソッ、あいつの方がパワーが上なのか!?」(敗北時)

対ブレイズ

・「おっと、おこるなよブレイズ。こいつだけは負けられねえんだ。」(勝利時)

・「すまないな。おわびにディナーでもおごろうか?」(勝利時)

・「クッ・・きいたぜ、いまのケリ。」(敗北時)

・「この俺のグランドアッパーを・・・、くっ。」(敗北時)

・「・・・べつに見とれててまけたわけじゃない。ホントだぞ。」(敗北時)

対サミー

・「また暇になったらケイコをつけてやるよ。」(勝利時)

・「おっと悪いな、本気を出しすぎちまったみたいだぜ。」(勝利時)

・「そんな事ぐらいでベソかくなよだからガキだってんだ。」(勝利時)

・「たのむ、アダムにはだまっててくれ!」(敗北時)

・「クソーッまたアダムに馬鹿にされちまうよ。」(敗北時)

・「この俺を負かすとはな・・・つよくなったじゃねえか?」(敗北時)

対ザン

・「その体はこけおどしのようだな」(勝利時)

・「ポンコツの体じゃ、俺にはかなわねえぜ。」(勝利時)

・「じいさん。ムリするとギックリごしになるぜ?」(勝利時)

・「あやしいワザをつかいやがって・・・!」(敗北時)

・「この俺の肉体がポンコツごときに・・・」(敗北時)

・「クソッ! まさしく、はがねの体ってわけか・・・・」(敗北時)

対ヴィクティ

・「フッ・・・しょせんはイロモノか・・・」(勝利時)

・「隠れキャラクタごときにしゅ役がまけると思ったか！」(勝利時)

・「しゅ、しゅ役としてのメンツが・・・」(敗北時)

・「だぁぁ! マジかよ!? カンガルーに負けちまったぁ!!」(敗北時)

客演

PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD

CV.杉田智和

台詞一覧(PXZ 2)

「民間人……!? いや、なんだ?ヘンな服の奴らがウヨウヨしてやがる!」
「ミシマ……? 春麗、とうとう逮捕したのか?」
「こいつは……「ラクシン」爆弾だっ!」
「止めるのは難しくない。こうするんだ!」
「生身で上に行ける奴がいるっていう前提がおかしいけどな。」
「捜査の基本は足、か。仕方ないだろうな。」
「様子を見に来てみれば……ん? あんたは、せがたか?」
「データを圧縮して取り込んだのか? ハセヲの……ゲームキャラの体が?」
「ああ、やってくれたな! 今までのあんたの悪事、帳消しにしてもいいぜ!」
「ゲームをしながら帰れるな。ラッキーだぜ。」
「悪いことを考える奴はどこにでもいる。だが、それを止める奴らもまた、いるってことだ。俺たちみたいにな。」
「ビデオゲームも新作が少なくてな。まぁ、最近は復刻の流れがあるんだが……」
「全く、こんなんじゃブレイズに笑われちまうぜ」
「忍者が味方とは心強いぜ。…敵だと苦労するからな」
「刀とか、バットなら使えるけど、すぐ壊しちまうんだよなあ…」
「そうだ。リンゴか肉が落ちてたら、拾っておいてくれ」
「ピンチの時は、後方からバズーカを撃ち込んでもらうのがいいぜ？」
「さあ!俺達の素手と鉄拳、叩き込んでやろうぜ!」
「殴り倒して道を開く!ヤクザのおっさん、協力してもらうぜ!」
「誰だろうと!俺がぶっ潰してやるぜ!」
「後は一直線に行くだけだ!Go Straight!」
「へっ!俺に囚人服は似合わないさ!」

参考文献

「ベア・ナックル怒りの鉄拳取扱説明書」3、6頁 1991年8月2日発行
「ベア・ナックルⅡ 死闘への鎮魂歌取扱説明書」4、5、16頁 1992年12月20日発行
「ベア・ナックルⅢ 取扱説明書」3、5頁 1994年3月17日発行

登場作品	ベア・ナックル怒りの鉄拳 / ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌 / ベア・ナックルIII / ベア・ナックルⅣ
プレイヤーキャラクター	アクセル・ストーン / ブレイズ・フィールディング / アダム・ハンター / サミー・ハンター / マックス・ハチェット / ドクター・ザン / フロイド・イライア