CV
ムッカつくぜ、ったく!
概要
パワーパフガールズ最大の敵であるチンパンジー。悪墜ちしたガールズと言えなくもないような経歴を持つ。
ケミカルXを浴びて知能が発達し、ヘルメットの下は巨大化した脳ミソがむき出しであり、肌は緑色に変色している。
かつてはユートニウム博士のペットの普通のチンパンジーで「ジョジョ」と呼ばれていた。本人曰く博士の研究を手伝いつつ可愛がられており幸せな生活を送っていたが、ある日博士がガールズが誕生した時の余波で脳ミソが大きくなり知能が発達した。その後博士はガールズばかり可愛がった挙句家から追い出され、ジョジョは復讐に燃えるヴィラン、「モジョ・ジョジョ」となった。
…とモジョ本人はそう思い込んでいたが、実際のところジョジョはかなりのイタズラ猿であり博士の研究を手伝うどころが邪魔ばかりをしていた。そして女の子を作る実験中の博士の体をジョジョが押すイタズラをし、その結果近くにあったケミカルXの瓶が割れる事故が発生しガールズが誕生した。要するにモジョは間接的にガールズを誕生させた人物になり、自分が宿敵を作り上げたことを知った時は余りのショックで放心し続けた。
他にも少年期のユートニウム博士にガールズを作るきっかけを作ってしまったという事実もあり、モジョとガールズの間には切っても切れない縁がある。
ただ、タウンズヴィル一の悪人を自称するが、感情任せに動いた結果、本人が意図せず街を救ったこともある。
後述の劇場版では、ガールズの誕生秘話をベースにした作品でもあるためか、宿敵らしくガチの悪役の部分が見られた。
デザインの元ネタは、日本の特撮作品から
・「宇宙猿人ゴリ」:知能のある猿
・「カゲスター」/「ハカイダー」:頭のグルグル模様とマント/むき出し脳ミソ
から来ている。また、モジョは独特の回りくどいしゃべり方を早口で行う(本人は「自分は率直にものを言う」と主張。2016年版には見られない)が、日本の特撮の米国での放送の際の英語吹替えの言い回しが元ネタらしい。作者のクレイグ・マクラッケンはかなりの特撮マニアである。
劇場版
ガールズ誕生直後に家出し、紙袋を頭に被ってマフラーを巻き、古いコートを羽織った出で立ちで「ジョジョ」と名乗る。
ブロッサム・バブルス・バターカップがスーパーパワーでタウンズヴィルを壊滅寸前に追い込んだことで街の人達から畏怖され、忌み嫌われて路頭に迷い、雨宿りしようとしてギャングリーン・ギャングに襲われそうになったところを助けて打ち解けあった後、己の計画の為に「町を良くして、皆が自分たちを愛してくれるようにしよう」と言葉巧みに丸め込み、様々な事を実行させた。
モジョのすみかである火山の上の展望台はその騙されたガールズが作ってしまったものである。
2016年版
電話で会話ができる母親がいる事が判明したが、真偽は不明である。
ブリスとはジョジョだった時からの知り合い。様々な経緯から彼女にだけは親愛的であり、危機が迫れば救おうとする。
犬や猫が好きであり、自身も犬を飼っている。
パワパフZ版
こちらの設定では、動物園のサル(おそらくニホンザルと思われる)が「ケミカルZ」の黒い光を浴びて誕生したモンスター。
サルとして動物園にいたころから、偏屈な性格をした変わり者であったために仲間のサルから毛嫌いされており、さらには意地悪な客たちにオレンジやグレープフルーツを食べさせてもらえなかったため、他人を深く憎むようになったという経歴を持つ。
敵でありながらパワパフガールズZにサインを頼んだり、モジョロボをつくる資金のためにアルバイトをする、雑誌で見たたこ焼きを買いに行く、キーン先生に一目惚れしてデートプランを考える等、人間らしい一面があり、本家と比べるとコミカルかつ憎めない悪役な一面が強調された愛すべき馬鹿になっている。
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ユートニウム博士 パワーパフガールズ(キャラクター) ラウディラフボーイズ
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