黒き怪物
CV:川原元幸
秘めた言葉、迷える夢
『檻』をさまよう謎の存在。
その姿は甲冑を着た騎士のようでもあり、
物言わぬ虫のようでもある。
何か目的があるようだが──
※公式キャラクター紹介文より引用
プロフィール
身長 | 221cm |
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趣味 | 夢を喰うこと(夢以外は興味ない) |
好きな食べ物 | 夢(味は関係ない) |
特技 | 絶対音感 |
出典:リィンラボ観察記録
概要
『NieR Re[in]carnation』に登場するキャラクター。
本編ストーリーでは「少女と怪物の物語」と「ヒトと世界の物語」に登場する。
黒い虫のような見た目をした「夢喰い」という怪物。
人間の夢を食べることで人間になれる種族で、本能的に人間になることを望んでいる。
レヴァニアもその1人であり、「檻(ケージ)」で出会ったフィオから悪夢を貰っていた。しかし人間になるということはすなわち、夢を食べた相手の身体を奪うということ。フィオと身体が入れ替わり真実を知ったレヴァニアは自身の行いを後悔し、フィオを人間に戻すため、ママに導かれながら「檻」の道を逆戻りしていく。
メインストーリー
「少女と怪物の物語」
前述の通り、序盤で操作する黒いワンピースの少女(黒い少女)は、フィオと身体を交換したレヴァニアである。
度々出会う黒き怪物の中身こそフィオであり、6章攻略後のムービーにてレヴァニアはこの身体を少女に返したい、と願っている。
7章以降は器の交換前のフィオとレヴァニアの過去が描かれており、この7章以降に進んだ道を1〜6章で逆戻りしていく構成となっている。
最終的にレヴァニアは目的を達成。人間に戻ったフィオと手を繋ぎ、満足そうに消えていった。
「ヒトと世界の物語」
「檻」が「敵」に襲われた影響で、レヴァニアは黒いカゴの中に囚われ「黒い鳥」に襲われてしまう。フィオに助けられるも、記憶の全てを失ってしまった。
その後、レヴァニアはママ(ポッド006)の中にデータとして入り、「敵」のいる地球へと同行。「彼女」との戦いにてフィオが襲われたことで今までの記憶を全て思い出す。
シークレットストーリー
「No.01」〜「No.04」
ゲーム内のハンドルネームが「レヴァニア」である青年が住んでいた街では、突如眠りに落ち、目覚めることができなくなる奇病が流行っていた。やがて街中が眠りに落ち、商店街に黒い怪物が現れる。
ゲームセンターでリズムゲームを踊る怪物の姿を見た青年は、それが亡くなったはずの母だと気づく。彼女は人付き合いが苦手な青年を遺して死ぬことが心残りで、気がついたら怪物の姿になっていたと明かした。
上記の話から、夢喰いの怪物の正体は、心残りがある状態で死んだ人間だと推測される。
キャラストーリーEX
「在りし日、或る男」
内向的で人付き合いの苦手な青年の趣味はゲームだった。「レヴァニア」という名前はゲーム内で使っていたハンドルネーム。ゲームの中でだけ立派な自分を演じ、自作したRPGゲームの主人公名も「レヴァニア」にしていた。
ある日ゲーム仲間から褒められた青年は今いる会社に焦りを覚え、大手ゲームメーカーのエンジニアに転職。期待に胸を膨らませ、ホームで電車を待っていたところ、線路に突き落とされてしまう。
犯人は前の会社の同期。「お前が居なくなったら次は俺がいじめられる」と逆上していた。
死にたくないと願った青年が、怪物レヴァニアに転生したものと思われる。
「怪物と遊んだ頃」
人付き合いが苦手な少年は、アクションゲームのキャラクター「レヴァニア」が好きだった。
ある夏から、少年は成績優秀で明るい性格の少女と毎日ゲームをするように。少女の操作する「怪物」の狂気的な動きに少年は魅せられていた。
しかし、季節が冬になった頃、少女が万引きしたという噂が流れ始める。少女はこれを肯定。彼女が夏でも常に長袖を着ていたのは、虐待されていたからだと少年は気づく。
少女を助けるため、少年は怪物のように鉄パイプで街のモノを破壊しながら少女と逃げたが、あっさりと大人に捕まってしまう。その後、少女は親戚に引き取られ転校してしまった。
少年はゲームで怪物を操作しながら、生まれ変わったら大切な友達を救う力を持った怪物になりたいと願った。
リィンカネな人々
『リィンカネ』公式X(旧Twitter)にて投稿されていた4コマ漫画。
↓以下にレヴァニアが登場するものだけをまとめている。
余談
ロストアーカイブ「最後の発言記録」にて、ママの口からレヴァニアは「特異点」だと明かされている。
- 特異点とは
関連イラスト
関連項目
シリーズ
キャラクター