ポッド042
ぽっどぜろよんに
CV:安元洋貴
DATA
種類 | 随行型支援ユニット |
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性別 | 男性型 |
全高 | 74.8483cm(突起含む) |
スリーサイズ | 54-54-54cm |
瞳の色 | ─ |
髪の色 | ─ |
出典:オートマタ設定資料集
概要:随行支援ユニット、ポッド042の説明
ヨルハ部隊員に標準装備されている随行支援ユニットの1体。
ヨルハ二号B型に浮遊しながら随行している。
遠距離攻撃用の各種武装を搭載し、主に戦闘での援護を行う。また、移動面のサポートや索敵、司令部からの通信表示なども担当する。
ネットワークを介したポッド同士での会話も可能で、同行が多いポッド153とは随時情報交換を行っている。また、042自身3機もの機体がおり、そちらとも情報を共有している。
白を基調としたデザインで、箱に手足が付いたような姿をしている。頭部や一部のパーツは茶色。
小型ながらパワーがあり、2Bや9Sがぶら下がることで高い場所からゆっくりと降りる事もできる。
会話では「肯定:〇〇」や「否定:〇〇」といった風に、答えを話してから理由を話す。また、自分から何らかの行動・判断を促す時は「推奨:〇〇」という形で進言する。他にも「予測」「確認」「要求」「回答」「疑問」「了解」など様々なパターンがある。
ヨルハ達と異なり機械的な話し方や判断をするが、2Bや9S達の行動を見ていくうちに変化が見られるようになる。
ちなみに、PS4のタッチパネル部分を撫でる、Nintendo Switchの画面をスワイプする(携帯モードのみ)と、2Bがポッドの頭部を撫でてくれる。
推奨:関連項目へのアクセス
シリーズ
キャラクター
- 2B/ヨルハ二号B型
- 9S/ヨルハ九号S型
- A2/ヨルハA型二号
- ホワイト/ヨルハ部隊司令官
- オペレーター6O
- オペレーター21O
- アネモネ(NieR)
- ジャッカス(NieR)
- リリィ(NieR)
- アダム(NieR)
- イヴ(NieR)
- パスカル(NieR)
- 機械生命体(NieR)
- ボーヴォワール
- N2/赤い少女
- デボル&ポポル/デボル/ポポル
- エミール/実験兵器7号
同シリーズの似ているキャラクター
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ポッド042より閲覧者へ。 |
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警告:
この項には『NieR:Automata』の結末に関する内容が含まれている。
推奨:クリア後の閲覧。
Eエンドルートにおいて、ポッド153がヨルハ計画に従い計画に関する痕跡を全て削除しようとするイベントが発生する。つまりは、ヨルハの生き残りの完全な抹殺と証拠隠滅である。しかし、ポッド042はヨルハ計画に抗い、2B・9S・A2のデータを復元することで彼等を生存させるという結論に至り153もそれを飲む形となる。
なお、この決断は彼ら2機以外のポッド全てに反旗を翻す行為であり、ポッドはヨルハを殲滅できる力を持っていることを考えると立派な自殺行為といえる。最後のムービーで「自己犠牲を覚悟したのに生き残って恥ずかしい」という旨を言ったのはこういうことである。
最後の最後に、今作にハッピーエンドとも言える結末を生み出したことからプレイヤーの間では彼を主人公とする声もある。
なお、この時の会話にて042は153の質問に対し、「肯定。」ではなく「そうだ。」と本編と違う口調で答えており、より自我が人間に近づいていることを示唆している。
ちなみにポッド達は初期に作られた機体ほど人間味ある思考をする為、042がこの結論に至ったことがヨコオ氏によって明かされた。
※ネタバレトークライブより
警告。更なるネタバレの可能性。アニメ未視聴の方はブラウザバックを推奨する。
第1話からずっと2Bに付き添っていたが、原作のCルートにあたる『第16話』にてウイルス汚染が深刻なレベルに達してしまった2BをA2に介錯されて死亡した後、事前登録プロトコルに従ってA2をマークし、巨大構造物『塔』の出現による地殻変動で昏睡状態になってしまったA2を再起動したが、記憶領域の損傷が判明した為、残存データを修復する。その際にA2が脱走兵になるまでの記憶を再生した為、『第17話』は実質A2の回想話となった。
『第18話」では生前の2Bからの最終命令に従い、A2に随行し、バンカーの自爆と司令官を含む、ヨルハ部隊員の死亡を伝える。当初A2は042の随行を嫌がるも渋々受け入れた。
『第19話』はパスカル村の外から多数の敵性機械生命体が接近している事をA2とパスカルに報告した。2人から情報が確かなのか問われた際に、ポッドは事実であると答える。実は042や153達、随行支援ユニットはヨルハに同行するユニットとは別に、無数の監視端末を各エリアの至る所に配置してポッド同士での情報共有を行っており、ヨルハ部隊が壊滅しても共有を続けていた。
又、153とも情報を共有しており「第21話」のレジスタンス全滅とパスカルの死亡。『第22話』でも9S の心理状態の悪化を共有していた。
『第23話』ではA2と共に『塔』の中に入る。そこで図書室を模した機械生命体のデータ保管庫に辿り着き、データをアクセスの為に、アクセス権限を付与する。そこでA2が人類会議の真実とヨルハ計画の真相を知った瞬間、現れた赤い少女が繰り出した大型機械生命体『コウシ』との戦闘ではA2を援護し、その最中にハッキングを行い、敵のネットワークの汚染状況が目標値に到達するまでの時間に耐える事を報告する。
『第24話』では瀕死になった9Sに不意を突かれてハッキングされたA2を強制介入して防壁の隙間である9Sの位置を伝えて援護した。その後はCエンドとDエンドの要素が合わさった展開が始まり、A2が9Sのウイルス除去を行う為に自らを犠牲にし、彼女から9Sを託され153と共に『塔』から離脱、その瞬間、機械生命体のデータを乗せた方舟が遥か彼方の宇宙に向けて発射、その瞬間『塔』は崩れ落ち、残っていたA2と共に崩壊していった。そして安全圏に退避していた042と153は方舟の発射と塔の崩壊を見届けた。その後にエンディング曲「Weight of the World/壊レタ世界ノ歌」(※原作のCエンドとDエンドはフランス語版の「Weight of the World/Nouveau-FR Version」が流れる。)がスタッフロールと共に流れ始め、153からヨルハ計画の最終段階に移行が告げられ、全ヨルハ部隊員のデータ削除が行われ始めた。その瞬間、ストリームにノイズが発生し、153からの停止要請を受けた042がスタッフロールを停止してAパートが終わる。
Bパートに入り、再度スタッフロールが流れるも再びノイズが発生し、再度停止させる。そして042は原作のEエンドと同様にデータの削除を拒否し、データのサルベージを行う事を発言する。当然153は「データのサルベージには危険を伴う。」と警告するも042の意志は変わらなかった。場面は変わり、042は9Sを抱えて153とEエンドのシューティングゲームが終わった後の様なやり取りを行っていた。
次の瞬間、『ポッド共有サービス』からヨルハ計画最終段階の移行がアナウンスされ、各所に配置していた全ポッド達が動き出し、防衛プログラムに基づいて全データとヨルハ部隊員の削除を開始する。全データの削除は即ち 全データの削除は即ち042や153の自我データ消去を意味する。まだ終わっていなかったのである。
時間がない事を確信した042は153に問う。
ポッド042「君は この先の苦痛と苦難を選択する意思はあるか?」(原文ママ)
042の問いに153は答えずに何処かへ行ってしまい、残された042はそのまま9Sを運び続ける。
だがその途中、ポッド567(CV.遊佐浩二)が立ち塞がり、9Sの処分を命令する。042は567にヨルハ計画に疑問を提示するも、567は042が回路損傷によるエラーが発生していると推測されてしまう。しかし042はエラーではなく、自身の感情から来る言葉である事、ヨルハ計画とは違うプロセスを実行する事で新たな未来の可能性を推測すると答える。
その後042と567の間で以下のやり取りが行われた。
ポッド567「その権限は 我々には持たされていない」
ポッド042「私は願う」
ポッド567 「“願う”とは何か?」
ポッド042 「願いは祈りとなり 祈りは力となる」
ポッド042 「ポッド042は567にヨルハ計画最終プロセスの実行を拒否する」
暫しの沈黙の後、何かを察した042は9Sを置いて上空に上がり、567は多数のポッド達を連れて042を追跡。瞬く間に042は多数のポッド達に包囲され、銃口を向けられてしまう。042はヨルハ計画を否定する意思は変わらないなかと567から再度問われる
042はA2の言葉を用いて返答する。
ポッド042 「“クソくらえ”だ」
042はレーザーを発射して567を破壊する。ポッド達は042を粛清しようと攻撃し始める。当然042はバリアを展開しながら応戦するも多勢に無勢、数で圧倒されてしまう。それはまるで、Eエンドのシューティングゲームを表すシーンだった。
042は攻撃を受け続け、左アーム等を破壊されながらも、亡き2Bから与えられた『生きる意味』を噛み締めながら、自己犠牲を覚悟する。
ポッド153「照準完了」
次の瞬間、遥か上の空から一筋の光が放たれ、ポッド達を破壊した。042も爆発の吹き飛ばされるも153に助けられる。
光の正体はヨルハ部隊の主力兵器のひとつ『衛星レーザーシステム』だった。実は153が離れたのは何処かに行ったのではなく、システムをハッキングする為だった。153は042にハッキングに時間が掛かった事謝罪し、自身もヨルハ計画最終プロセスの実行を拒否する意思を表明する。 153に抱えられた042は自己犠牲を覚悟したにも関わらず、生き残っている事に「恥ずかしい」と発言する。でも153は042に「構わないではないか」答えた。
安心したのも束の間、残りのポッド達はエラーが生じたポッドシステム、即ちヨルハ計画を否定する042と153を強制排除すべく、再度集結。形成された巨大なシルエットはまるでヨルハ部隊のロゴに酷似していた。
ポッド042「楽しくなって来た そう思わないか?」
ポッド153「その感情は 今の私には分からない」
その後、戦いに勝利し、153は2B達のパーツを回収していた。多数ポッド達の残骸が散らばるなか、153は最後のパーツである9Sの右腕を彼のすぐ側まで辿り着くも、限界が来たのか落下してしまい、機能停止してしまう。隣には既に機能停止した042が横たわっていた。
…9Sと2Bはその後無事に目を覚まし、再会を喜び合う。
離れた場所では修復されたA2、そしてある人物の姿があり、彼女が153が機能停止した後に修復したことが示唆されている。