リリィ(NieR)
りりぃ
CV:種﨑敦美
※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください。
ヨルハ部隊よりも先に地球に降りて機械生命体と戦うレジスタンスの女性型アンドロイド。
彼女の登場するエピソード「真珠湾降下作戦」はゲーム・舞台・小説・アニメなど様々な作品で描かれているが、登場人物や展開が一部異なり、リリィはその影響を最も強く受けている。
11732年(本編の213年前)に決行された「第八次降下作戦」の生き残り。戦闘要員ではなく上官の愛人用モデルとして作戦に投下された。上官から度重なる暴行を受けていたところをローズに助けられ、彼女たちとともに部隊を脱走。11941年の真珠湾降下作戦まで生き延びている。
非戦闘モデルであることに負い目を感じており、仲間の役に立ちたいと常日頃から思っている。小説版では警戒心の強い面、漫画版では心優しい面が強調されており、アニメ版では少し大人びている。
武器は銃。アニメ版では小型の拳銃を使っていたが、のちに隊長のローズから銃を受け継いでいる。作品によっては物語の途中で重力攻撃を覚え、その力を活かして戦う。
A2辺りまでのアンドロイドは皆、疑似記憶という偽の記憶を与えられており、リリィの場合は銃を手にして戦場で戦う辛い記憶を植えつけられている。
大抵の作品でリリィは真珠湾降下作戦中に死亡するが、アニメ版では生き残ったリリィがアネモネの代わりにレジスタンスのリーダーを務めている。
上記の通り、アニメ版ではリリィがレジスタンスのリーダーを務めている。補給も増援も送ってくれない上層部には思うところがある模様。
※ネタバレ注意
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彼女は原作通り、真珠湾降下作戦における旧型ヨルハ部隊に協力したレジスタンスの一人だった。
カアラ山のサーバー破壊作戦で仲間達の助力もあり最後まで生き残り、任務を達成。しかし、仲間達の殆どが命を散らしてしまった。
彼らと共に過ごした事、共に戦った事、助けてくれた事、その全てを絶対に忘れない、という決意を抱き、彼女は現在も戦い続けている。
旧型ヨルハ部隊の中には2Bと同じ義体を持ち、容姿もそっくりな「二号」がおり、2Bに度々既視感を抱いていたのもそのため。
また、アニメ版の世界線においては、カアラ山のサーバー破壊作戦でアネモネが死亡した事実が明らかとなった。
2Bの「もしその時の仲間が今も生き残っているとしたら…」という問いかけに対し、「それは…夢があるな」と返答する。
その頃、とある森の中では、長髪のアンドロイドが機械生命体と戦っていた…。
物語の終盤、パスカル村から避難してきた子供の機械生命体から媒介したウイルス感染により他のレジスタンスメンバーがほぼ壊滅。最終的には彼女も感染し果てることになる。双子モデルは既にキャンプの外に避難させており、A2達が駆け付けた時には手の施しようがなかった。
A2に介錯を頼んだ彼女は、A2がローズに「フリージア」と言う名前を付けられていたことを聞き、満足そうに息絶えた。
ゲーム「真珠湾降下作戦の個人の記録」
登場人物 | ローズ アネモネ ダリア ガーベラ マーガレット ソニア エリカ シオン |
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重力攻撃 | なし |
当初リリィは二号たちを警戒していたが、論理ウィルスでの汚染を治療してもらった後は仲間として認めている。
カアラ山のサーバー破壊作戦ではダリア・マーガレット・十六号とともに後方防衛部隊を務め、アネモネたちを送り出した。
のちに部隊は自らの融合炉を暴走させた大爆発を起こしており、そこでリリィも死亡している。
小説『短イ話』「ヨルハ─Ver.1.05」
登場人物 | ローズ アネモネ ダリア ガーベラ マーガレット ソニア エリカ シオン |
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重力攻撃 | あり |
本作でのリリィは母性の強いシオンに庇護されている。
他の機体よりも恐怖心が強く、ヨルハや機械生命体、お化けや死に対しても極度に怯えている。頼りない二号にはキツく当たるが、助けてくれた二十一号には懐いている。
論理ウィルスに汚染された際に敵の能力を移植されたことで「グラビティ・ウェーブ」という重力攻撃を習得する。
ゲームと同じくダリア・マーガレット・十六号とともに後方防衛任務にあたり、のちに死亡している。
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