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少女のエゴ(僕のヒーローアカデミア)の編集履歴

2024-10-12 13:04:47 バージョン

少女のエゴ(僕のヒーローアカデミア)

しょうじょのえご

漫画『僕のヒーローアカデミア』第393話及びアニメ版第158話のサブタイトル。また、同話における一幕。

※以下、漫画『僕のヒーローアカデミア』第393話及び、アニメ第158話の重大なネタバレを含みます。

















「構造が違う!!」

「おまえ達が言う祝福も喜びも 私は何も感じない!!」

「そっちの尺度(ルール)で 私を可哀想な人間にするな!!」


概要

トゥワイスの血を摂取したことにより、個性『二倍』による『哀れな死の行進(サッドマンズデスパレード)』で無限増殖を続けるトガヒミコに、ヒーロー達は為す術も無く身動きを封じられていく。

しかしそんな中、『ウラビティ』こと麗日お茶子は、トガの本体を見つけ出し、懸命に声をかけ続ける。


「去年の夏からの短い付き合いだけど 私けっこう考え変わったよ!」


「遅いって言ったでしょ」


「遅くてごめん!でも…見つけられた!」


「…うるさい」


「あなたは泣いてた…!!きっと―――トゥワイスに出来る事が出来なくて なり切れなくて…!!」


お茶子は続ける。「『フロッピー』こと蛙吹梅雨は『ヒミコちゃんの"好き"に死柄木達は当てはまらないから彼等の"個性"が使えないのかも』と推測していたが、トガの涙を見て分かった気がする」と、


「殺意が混ざって 今は純粋な"好き"だけじゃないから…!」


その言葉を聞いたトガは激昂しながら本来の姿を現す。


「何一つ不自由なんてなかったくせに」

「ルールに合ってただけのくせに!!」

「生きやすく産まれただけのくせに!!」


トガの脳裏に浮かぶのは、既に死体と化して家の庭に落ちていた雀の血を吸っているところをトガが雀を殺したと誤解して自身を殴りつける両親、社会の『普通』を押し付けて『矯正』という名の抑圧を行う個性カウンセリング、自分と周囲が違う事へのトガ自身の疑問に対して「人間じゃない」等の心無い言葉で自身を迫害する両親と他人、そして最後にかつてキュリオスに言われた言葉。

増殖を続ける分身は、蛙吹や耳郎の飛び散る血を摂取して彼女達に変身する。

蛙吹もトガに、お茶子の話を少しでいいから聞いてもらうよう説得を試みるが、トガは上記の言葉を言い放ちながらお茶子の腹をナイフで突き刺してしまう。


思い出されるのはかつてのヴィラン連合の仲間との会話。また生きていた頃のトゥワイスに、「トガちゃんって、敵(ヴィラン)名」つけねえの?と問われ、「つけよーぜ」と言われても、メンバーから(中には作品的に明らかにアウトなのも混ざった)候補を挙げられても頑なに顔を背けて拒むトガ。その会話を聞いていた荼毘と死柄木の言葉を聞いて(荼毘に関してはMr.コンプレス曰く『"荼毘"が言うなよ』)椅子から飛び跳ねて「だから連合入ったの!」と大喜びするトガは満面の笑顔で振り返る。

「私は トガヒミコとして生きるのです」


関連項目

僕のヒーローアカデミア 僕のヒーローアカデミア(アニメ)

麗日お茶子 トガヒミコ トガ茶

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