「どこまででも追いかけて あたしがアンタを殺す」
プロフィール
名前 | マチ=コマチネ |
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年齢 | 不明 |
身長 | 159cm |
体重 | 48kg |
血液型 | A型 |
出身地 | 流星街 |
念能力 | 念糸 |
系統 | 変化系 |
団員No. | 3 |
刺青の位置 | 不明 |
加入時期 | 初期メンバー |
腕力 | 旅団腕相撲ランキング13人中6位 |
CV | 並木のり子→上村貴子(1999年フジテレビ版)、前田玲奈(2011年日本テレビ版) |
概要
幻影旅団団員No.3。劇中で最初に登場したメンバー。
気が強く、棘のある雰囲気を持つ女性。普段こそ感情が無いかの様にクールな様子を見せるが、本気でキレた際は、元々の整った顔立ちの面影が残らないまでに豹変し、言葉遣いも乱暴になり、ドスの利いた声で荒げる。
論理よりも感覚を優先し、非常に勘が鋭い。そのため彼女の勘は旅団内でも参考意見にされることが多い。団員に対しては強い仲間意識を持っており、クロロがクラピカに攫われた際はノブナガやコルトピと共に彼の命を優先し、ルールを厳守しようとするフィンクス達と一触即発の状況となった。
一時期旅団のNo.4となっていたヒソカからは、自らの念糸能力も含めて気に入られており、食事に誘われる等といった形で何度かモーションを掛けられる事もあったが、相手にしていない。
肉体的な強さはかなりのもので、不意打ちを仕掛けたキルアを簡単に捕まえるなど身体能力に優れる。旅団内の女性では最も腕相撲が強い。
髪の色は原作と2011年版アニメではピンク、カラー版コミックスと1999年版アニメでは紫。
旧アニメ版(1999年)ではゴンと接触する時期が異なっており、原作と新アニメ版では鎖野朗(クラピカ)を探す最中で出会っているが、旧アニメでは天空闘技場でヒソカとゴンの対決を観戦しており、ヨークシン編でそのことを思い出す描写があるが、ヒソカに(お互い)やけによそよそしくなかったかと訊ねるだけで詮索することは無かった。また、観戦時には珍しく身だしなみをチェックする彼女の姿を見ることが出来るほか、メッセージの変更を伝えるのもゴンとの戦いが終わった後になっている。
新アニメではナレーションの代わりにヒソカの能力やカストロとの戦いの内容を本人と共に説明してくれる。
天空闘技場でクロロとヒソカの決闘が行われた後、除念師に封じられていたクロロの念能力を解放してもらった恩もあってか、死亡したヒソカにせめて傷を縫ってあげようとする等、案外慈悲深さを見せる。
しかし、死後に強まる念を利用して自らの蘇生措置を行ったヒソカは驚愕の復活を遂げてみせており、この事で思わず「これに懲りたら今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」と忠告めいた発言をしてしまう。
この言葉を聞いて、何かに感付くかの様な表情を見せたヒソカは、念糸縫合を拒否。バンジーガムとドッキリテクスチャーで見た目だけは元通りになって見せ、「闘う時、相手と場所を選ばない事にした♣」と告げたヒソカに対し「好きにしなよ」と呆れる様に答えた直後、突然バンジーガムで全身を拘束されてしまう。
ヒソカ「旅団全員に伝えてくれる………?今からどこで誰と遭っても、その場で殺すまで闘るとね♥」
「ざっ…けんじゃねェ!!! 今アタシが殺してやる!!」
それを聞いたマチは、当然ながらこれまでにも無い位にブチ切れ、自身を解くよう喚き散らすも、旅団へのメッセンジャーになってもらう為なのか、その場でヒソカに殺される事は無かった(作者曰くヒソカはマチをあの場で殺したがっていてコルトピやシャルナークなどと一緒に殺されるはずだったが、作者がヒソカにブレーキをかける形で生き延びたと言える)。
この時冷静さを完全に失っていた為か、ヒソカによる旅団狩り宣言に激怒して思わず「解け」と叫んだ際、「甘えてんの?自分で解いて止めて見なよ♥」と挑発または煽り発言を返されたことで顔面崩壊レベルの怒りの表情を見せている。この事から完全にヒソカにナメられたと感じたのか、ヒソカは自分が殺すと主張して憚らず、王位継承編で団長のクロロと対立する様子が描かれている。ヒソカが居ることを察しているかは不明だが、船内では単独行動中である。
なお、2024年現在、ヒソカは作中で女性を殺害したことはない。
念能力
「糸はどこまででも追跡する」
変化系能力者
念糸(ネンシ)
オーラを糸状に変化させる能力。糸の強度は長さと反比例し、1メートル以内ならば1トン位の重量を吊れる程の強度となり、逆に木綿糸程度まで強度を弱めれば、世界一周できるくらいの長さを紡ぐことも可能。ただし念糸が手元から離れると強度は極端に落ちる。
追跡や拘束、縫合治療、絞殺など、様々な用途に利用でき、応用の幅は広い。
念糸縫合(ネンシほうごう)
念糸を使い、切断された体を縫合する技。マチ自身の身体能力(主に視神経)と合わさることで血管、神経、骨、筋肉をほぼ完璧に繋ぐことができる。
腕を完全に切断された場合でも施術後すぐに指を動かせるようになるなど、治療としての精度は非常に高いが、あくまでも傷口を物理的に繋ぎあわせているだけであり、傷を治すこと自体は患者の自己治癒力に委ねられるため、完治には相応の時間がかかる。また、念糸自体は施術後マチの手を離れることになるため強度には限界があり、傷が治る(縫合した組織が完全に繋がる)までは無理は禁物とされる。
関連イラスト
- 原作/アニメ2011年版
- カラー版コミックス/アニメ1999年版