シノビドグラー
しのびどぐらー
『光戦隊マスクマン』に登場する地帝獣の一体。
概要
地底帝国チューブの地帝獣の一体。その名の通り紫の忍者のような姿をし、両肩には頭骨のような寄生獣が付いている寄生型である(デザイン画での設定であり、本編で分離を披露したわけではない)。
言葉は放さないが知能は高く、肩の手裏剣や忍者刀、透明化などの多彩な忍術を用いる。
また、体内に「シノビボール」なる、手に入れた者をスーパー忍にパワーアップさせるアイテムを宿しており、地帝忍オヨブーと地帝忍フーミンとがそれを巡って地上を混乱させるのも構わず三つ巴の激突を繰り広げた。
活躍
フーミンとオヨブーに追われる中、素早い動き、手裏剣や忍者刀といった武器、周囲に溶け込む術、両肩の眼や指先からの破壊光線といった多彩な戦術で彼等に応戦する。
その姿に「人知れず修行し、人知れず戦う」という忍の本分に背くものであるとイエローマスク・ハルカは憤り､フーミンに成り代わってシノビドグラーを人気の無い所へ誘い出して忍びの戦いを見せるも、シノビドグラーはオヨブーを別空間に閉じ込めた後(実際はオヨブーに脱出されていた)、イエローマスクと激突。イエロー影分身に翻弄され、ショットボンバーを受けて敗北する。
その後自ら登場したオケランパの光線により再生・巨大化。忍者刀や鎖分銅での拘束等の技でグレートファイブに挑むも、最期は上空に投げられた後に光電子ライザーに貫かれ、ファイナルオーラバーストを喰らって爆散した。
シノビボールは密かに漁夫の利を狙っていた地奇地奇獣アナグマスの手中に収まるも、それはイエローによって爆弾にすり替えられており、本物は地底の産物ゆえ太陽に弱く、日光にさらされて赤い砂と化してしまった。
