「地帝司令バラバにお任せを。家柄や誇りだけの没落貴族など役に立ちませぬ。ましてや裏切り者を出す一族など、信用なりませぬ!!」(第2話)
概要
地底帝国チューブの大幹部で、地底の部族・バルーガ族の出身。バルーガ族の勇者にして地底一の剣の名手として名高い豪傑。かつての地底の王家だったイガム家出身のイガムとは「家柄ばかりの地底貴族」と蔑む険悪な間柄。ブヨン族出身の忍者・オヨブーを部下としている。
武器は恐竜の骨で創られたギガロ剣。光線を発射するだけでなく、アングラー兵数人がかりでも持ち上げられぬほどの重量を誇り、デビルドグラーとの死闘の末に地底一の勇者の証である剣・大地帝剣にパワーアップした。
人物そして戦績
全身に鎧をまとい顔に化粧を施した厳つい見た目の大男で、策謀こそ躊躇しないものの本質的にはその見た目通りに力押しな戦法を好む蛮勇の持ち主。幼少期から母・ララバ(演:曽我町子)によって戦士として育てられており、ララバに対しては「ママ」と呼び、大地帝剣を入手する際に母を喪った際には慟哭している。
同僚であるイガムへの態度から、ゼーバに取り立てられた成り上がり者と思われる。
ゴリ押し脳筋である一方で、マザコンかつオヨブーが時に呆れるレベルに要領が悪かったりヘタレだったりと、ネタキャラとして注目されていてもおかしくなかったと思われる。
しかしマスクマンに対しての敗戦を繰り返す内に功を焦って盗賊騎士キロスの口車に乗った結果、オヨブーに見限られてしまう。それでもオヨブーの計らいでバルーガ族の勇者としての面子を保たせる為にレッドマスク・タケルとの一騎打ちに挑むことになり、最終的に敗死した(第48話)。
余談
デザイナー曰く、デザインコンセプトは「地帝っぽい皮膚の進化」「骨っぽい甲殻」とのこと。