バラバ「今こそバラバ、地底一の勇者となってみせるぞ!」
CV:なし(SE)
登場話:第30話「ママ!! バラバの絶叫!」
概要
地底帝国チューブの地帝獣の一体。一つ目の青い鬼のような姿の持ち主で、地帝牢にて「大地帝剣」を守護する不敗の地帝獣。破壊の化身とでも言うべき恐るべき戦闘力を有し、額から無数の強力な毒矢や砲撃を、ギガロ剣すらへし折る両腕のかぎ爪から強烈な赤い電撃を、全身からは地上まで轟く程の赤い衝撃波を発する。
デビルドグラーを倒した者は大地帝剣を手にするとされ、手にした者は地底の勇者になるという。
活躍
度重なる失敗からついにゼーバに死刑を言い渡され、進退窮まり決死の想いで大地帝剣を手に入れるべく奮戦するバラバを迎撃、圧倒的な戦闘力で彼を完膚なきまでに叩きのめす。
しかしバラバの母・ララバ(演:曽我町子)がバルーガ族の誇りを示すべくデビルドグラーに特攻して果てると、奮起したバラバに折れた剣を腹に突き立てられ、大地帝剣と化したそれを引き抜かれるやついに倒れる。
その後、バラバが呼び出したオケランパの光線により巨大化。大地帝剣に力を奪われたのか、驚異的な戦力こそ見せなかったが、グレートファイブのジャイロカッターを受け止めて反撃した。激戦の末、最期はファイナルオーラバーストを喰らって爆散した。
余談
モチーフはタツノオトシゴ。「矢を放つ」という設定を受けて、デザイナーが真っ先に連想したそうだ。
『百化繚乱 上之巻』によれば、デザインを担当した荻原直樹氏が一番好きと語る地帝獣で、造形の青の発色が良かったことから、次回作『超獣戦隊ライブマン』の美獣ケンプも同じく青色で造形された。