「貴女様は女であることを暴かれて心の平静を失っておられる・・・」
「イガム様に武術をお教えしたのはこの私。イガム様のため、マスクマンを倒すためならば、たとえ何が起ころうと、ゼーバ様のお咎めを受けようと、覚悟の上です!」
CV:桑原たけし
登場話:第46話「逆襲!魔の池の秘密」
概要
地底帝国チューブの地帝獣の一体で、 地帝王子イガムの育て親にして武術の師範。
その名通り古代の武者のような姿をとり、先端が骨角器のようになった槍を武器とする。
己が女性であると知られて動揺するイガムに心を痛め、マスクマンを倒して彼女を戦いから解放すべく、そして彼女に戦いの空しさを伝えるべく、ある「禁じ手」をとり・・・。
活躍
自身が女性であることを知られて動揺するがままにアングラモン戦闘機で出撃せんとするイガムを「勝ち目はない」諫言するも聞き入れられず、レッドマスクに撃墜された彼女を救出、「イガムを男子として育てたのは間違いだった」と己の心情を吐露。
その後、マスクマンを倒すべく、そして地帝王ゼーバの正体がかつて地底を征服せんとした獰猛な地帝獣・リサールドグラーではないかという疑念の真偽を確かめるべく、リサールドグラーが生まれた「聖なる池」よりその遺骨を呼び出す。
地面から次々と生える骨でマスクマンを攻撃する一方、尚も戦わんとするイガムを諌めるも、ついに出現したリサールドグラーの亡霊と頭骨にイガムを庇う形で身体を乗っ取られ、「これが戦いの世の定め」と戦乱の空しさを伝える言葉を残して暴走、マスクマンと激突する。
レッドマスクを執拗に槍で攻撃するも、ジェットカノンを喰らって敗北する。
その後、それでも戦いを続ける意思を見せたイガムの命でやってきたオケランパの光線により再生・巨大化。口からの火球や槍術でギャラクシーロボに挑むも、最期は鉄拳オーラギャラクシーを受け爆散した。
余談
頭部にはイガム竜の意匠が見てとれ、イガム家に仕える存在であることが示されている。