「ゼーバ様、マスクマンとやらの命、このグロンドグラーにお任せを」
「他愛もない。これがマスクマンか……」
登場話:第34話「愛と殺意のブルース」、第40話「甦れ!愛のメロディー」
概要
地底帝国チューブの地帝獣の一体で、地奇地奇獣アナグマス曰く「地帝獣の中で最も凶暴」。彼も地帝王ゼーバにマスクマンと戦わせるのを勧めている。
強靭な肉体による戦闘、口からの破壊光線、フルートにも変えられる両刃の槍を武器とし、ゼーバから白いスーツの青年・光に変身する能力も与えられた。
かつて、戦いで負傷して地上に出たところを人間の女性に助けてもらった過去があり、光と愛のある地上世界に憧れを抱くようになった。
活躍
<第34話>
自身を助けてくれた女性への思いから、冷凍洞窟の氷を解いて単身ゼーバに謁見。打倒マスクマンと引き換えに人間への変身能力を得る。
地上に出てアングラー兵を引き連れ、モモコとケンタを襲撃するが、モモコにあの女性の面影を見て撤退、人間態で再度登場してアングラー兵を倒し、マスクマンを助ける。その後ヒカルの姿でモモコにデートを申込み、彼女も満更でなくデートを楽しむも、偵察にやって来たイガムにより、三日以内にマスクマンを倒さねば闇空間に落とされるのを想い出し狼狽、マスクマンを1時間以内に倒すことを約束する。人間態でモモコを殺めんとするも叶わず、彼女にマスクマンを脱退するよう頼みこむも断られる。
翌日、モモコに本当の姿を知られたくない一心で、人間態で彼女以外の4人に槍で戦いを挑むも、人間態では力を発揮できず、見兼ねたゼーバの光線によって人間態と人間の優しい心を失い、ただ暴れるだけの存在となった。モモコを喰らわんとするが、マスクマンの放つジェットカノンを受けて倒される。
その後イガムが呼び出したオケランパの光線により巨大化。ギャラクシーロボに槍から光弾を放ち攻撃するも、最期は鉄拳オーラギャラクシーを喰らって爆散した。
そして、モモコは彼が人間に生まれ変わることを願いながら、フルートでいつかの曲をお返しするのであった・・・。
<第40話>
ハニワドグラー、ニメンドグラーと共に、メルメ族の女性の奏でる音楽に心を奪われ、平和な心を取り戻していた。
余談
声を演じた中田氏は、前作『超新星フラッシュマン』にてサー・カウラー役でレギュラー出演しており、怪人の声優としての出演は今作が初。また、人間態を演じた石渡氏も同作でブルーフラッシュ/ブンを演じており、上記の中田氏とも共演していた。
さらに中田氏は、次作の『超獣戦隊ライブマン』で(役者として)武装頭脳軍ボルトの首領・大教授ビアス役でレギュラー出演することになった。
関連タグ
スペースヅノー、バラクローズ、バラガード メルダメルダ、火炎サイマ獣ヘルゲロス、地響きサイマ獣ガネムージャ、闇王ギル、ハイジャック犯ナボコフ、密猟者マスターハンター、武者人形オルグ、 カゲカムロ、ユメバクラ、スターグル:登場した作品の次の戦隊で演者が敵組織の首領やラスボスを演じた戦隊怪人達。