「俺はチューブなどには入らん。誰も俺を束縛はできん。俺は地底を駆け巡る……一匹狼!」(第27話)
演:渕野俊太
概要
第27話より登場。かつて地底世界を我が物顔で荒らし回り、「狙った獲物は逃さず、欲しいものは必ず手に入れる男」と悪名を轟かせていたキロス家の無法者。武器はナイフと鎌に変形するキロスクレセントで、高速回転させることで放つ「クレセントスクリュー」が必殺技。振る舞いはキザだが、目的のためには手段を択ばない卑劣な性格。ブーツの下に赤いスカーフを忍ばせており、埃を拭き取るのに用いるが、キロスにとって埃をふき取ることは、その相手を最大の障害として見なすことを意味する。
また、地上では手製と思しき大きなサングラスをよく着用している。
イアル姫に恋焦がれ、無理矢理手に入れようとした際に誤って地底の魔境・風地獄に転落、2年の間閉じ込められていた。マスクマンを倒すことでイアル姫を手に入れようと地底帝国チューブに参加し、美緒がイアル姫であることを知った後は、タケルをライバル視するようになる。孤高の一匹狼的存在。腕は確かだが周囲からの信頼は得られてるとは言えず、オヨブーからは酷く嫌われている。
風地獄から脱出するために命がけで編み出した、鎖鎌を高速で振り回す必殺技クレセントスクリューでショットボンバーの光線を受け止め、それにベームドグラーの光線を加えて編み出した「炎のクレセントスクリュー」によりショットボンバーをオーバーヒートさせて破壊。それを手土産に地帝城に凱旋した。初登場時にはベームドグラーの変身体である馬を乗馬としていた。
最期はタケルとイガムを相手にイアル姫争奪戦を繰り広げるが、タケルのオーラパワーで粉々になった氷の棺の破片が胸に突き刺さり、その後もイガム達の攻撃を受け「俺にも一つだけ、手に入らないものが…あった…」と呟きながら息絶える。
デザインは来留間慎一が担当。
関連タグ
力ずくで愛を奪うなんざ、モテねぇ野郎のすることだぜ!(彼の行動が正にそれ)