夏目友人帳(アニメ)
あにめなつめゆうじんちょう
概要
2008年7月に第1期がアニメ化したのを皮切りに、以降シリーズ化し、不定期に制作・放送されている(全部で第7期)。
現在は、2023年7月1日に連載20周年、アニメ化放送10周年記念に第7期『夏目友人帳漆』の制作が決定され、2024年10月7日から放送されている。
放送局はAT-Xおよびテレビ東京系列全6局とテレビ熊本(フジテレビ系列局)。
テレビ熊本での放送は、放送エリアが作者・緑川ゆきの出身・在住地であり、作品の舞台のモデル地となっている関係からと思われる(ただし、原則は番販購入の遅れネットなので、放送時期が多少遅くなる)。
監督は1~4期を大森貴弘(5期以降は総監督)が、5期以降は出合小都美が担当している。
制作はシリーズを通してNASが、アニメーション制作は1~4期を「ブレインズ・ベース」が、5期からは「朱夏」が担当している。
このように第5期から制作会社が変更されているが、同社はブレインズベースの第三制作部が分離・独立した会社であるため、実は一部を除き、制作陣は変わっていない(これまで監督だった大森が総監督に、新たに出合が監督になっただけであとは続投)。
エンディング映像の作画は、第1期~第4期まで岸田隆宏が担当している。
シリーズ一覧
TVアニメシリーズ
OVA
タイトル | 公開日 |
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いつかゆきのひに | 2014年2月5日 |
ミュージッククリップ集
タイトル | 発売日 |
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音のたより | 2015年12月2日 |
劇場版
タイトル | 公開日 |
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劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜 | 2018年9月29日 |
夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者 | 2021年1月16日 |
TVアニメ版の放送形態の変遷
基本情報
同作と同じ「LaLa」にて連載されていた『ヴァンパイア騎士』と交互(『ヴァンパイア騎士』2008年4月~6月→『夏目友人帳』2008年7月~9月→『ヴァンパイア騎士Guilty』2008年10月~12月→『続夏目友人帳』2009年1月~3月)に放送され、実質分割2クールといっていい形となっている。
第1期に関しては鹿児島テレビ(テレビ熊本とテレビの系列が同じ)でも放送された。
アニマックスでも遅れネットで放送されている。
本放送から分割方式ではなくなった他、メインタイトルに漢数字が付くようになった。
引き続き、アニマックスでも遅れネットで放送されている。
また、第4期に関しては、原則遅れネット(番販購入)のテレビ熊本での放送がAT-Xと同時期放送を実施した。
- 第5期以降
テレビ放送の他にニコニコ動画などのインターネット動画投稿・配信サイトでの同時配信も開始された(以前のシリーズも同様に動画が有料で配信中である。なお、それぞれの第1話のみ無料で視聴可能)。
また、アニマックスでも第5期と第6期を集中放送という形で放送した。
ストーリー
妖を目に映すことができたため人間に疎まれた夏目レイコは、その寂しさからか、妖たちに勝負を挑み、隷属させる証として名前を書かせたという。
その契約書の束「友人帳」を手にした孫の夏目貴志*もまた、レイコの力を受け継ぎ、人にあらざるものを見ることができた。
そして、レイコと同じように、周囲から疎まれる存在でもあった。
しかし、唯一の血縁であるレイコの遺したものを大事に想い、レイコが奪った名を妖たちに返すことを決める。そんな夏目の元にはいつしか様々な妖たちが集い始め…。
妖を見ることができる少年・夏目貴志と、
招き猫の姿をした妖・ニャンコ先生とが繰り広げる
妖しく、切なく、懐かしい 感涙のあやかし譚
(公式サイトより)
TVアニメ以外のアニメ映像作品の解説
OVA
- 『いつかゆきのひに』
メインエピソードの他にも、映像特典「ニャンコ先生とはじめてのおつかい」を同時収録。
その後、2016年9月27日にテレビ東京関東ローカルで放送されている。
- 『音のたより』
人気エピソード主題歌・BGMをフィーチャリングしたミュージッククリップ集。
劇場版
本編とは外伝にあたる原作者監修のオリジナルエピソードの映画作品。
全国のシネマコンプレックスにて順次公開された。
原作エピソード「石起こし」と「怪しき来訪者」の二本立ての映画作品。
新宿バルト9ほかにて限定上映された。