M36ジャクソン
えむさーてぃしっくすじゃくそん
第二次世界大戦期のアメリカ製戦車駆逐車。
解説
M36ジャクソン(M36 Jackson)は、第二次世界大戦期のアメリカ製戦車駆逐車。戦車ではない。
M10 GMCの後継で、車体は流用となっているほか、砲塔の天井はM10と同様に無い。
パンターやティーガーを正面から撃破できる90mm砲を搭載した。
第二次世界大戦および朝鮮戦争で運用されたほか、戦後は西側の各国などにも供給された。
その関係で、登場から50年近くが経過した1990年代のユーゴスラビアにおける内戦でも運用されたという。
なお、日本の自衛隊も61式戦車の設計時に90mm砲の参考用としてM36を1輌輸入しており、現在は土浦の武器学校に展示されている。
なお、この土浦に保存されているM36は朝鮮戦争時に改修されたもので、主砲にエバキュエータが、車体前部に固定式の機関銃が増設されている。
ガルパン登場なるか...?
アニメ『ガールズ&パンツァー』シリーズの設定上で登場する競技『戦車道』では安全上、オープントップ車輌の出場が許されていないとみられていた。
しかし、ガールズ&パンツァー劇場版にて某自走砲が登場したことにより「屋根が無いなら付ければいい」とする解釈が勢いを増したこと、また史実のM10やM36が砲塔上面を覆う装甲カバーを実際に装備していることから、登場の可能性が上がっている。
登場作品
- 肉弾戦車隊
ドイツ軍の戦車として登場。砲塔に鉄板を取り付けてシルエットをパンターに似せている。
アメリカの駆逐戦車としてM36が、イタリアツリーにM36B1、日本ツリーにM36B2が登場する。
アメリカの駆逐戦車として登場。