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キマイラの編集履歴

2013/01/13 17:06:23 版

編集内容:容姿について追記

概要

魔神テュポーンエキドナの間に生まれた異形の怪物。

獅子山羊(あるいは)の特徴が入り混じった姿をしており、口から火を吹く。雄獅子の頭を持つが、性別は雌。つまりテュポーンとエキドナの

リュキア山と言う火山に根城を構え、付近の人畜に著しい損害を与え続けてたが、天馬ペガサスを操る勇者ベレロポーンによって鉛の塊を飲み込まされ、自身の火で溶けた鉛で臓腑を焼き尽くされて退治された。

元々はヒッタイト神話体系に措ける神獣だったが、時代が下ると共にモンスターとして認知されるようになった。又、中世ヨーロッパでは「毒婦」「悪辣な娼婦」の隠喩としても用いられた。

近年ではこの魔物の名から転化した「キメラ」の語が合成生物全般を指す表現として用いられる。

余談

「キマイラ」はギリシャ語である。

他の言語では主に「キメラ」でも通じるが、英語だと「カイメラ (Chimera)」、フランス語だと「シメール (Chimère)」になる。

メイン画像をはじめ、「獅子・龍・山羊の頭が各々一つずつ付いた姿」で知られるが、神話では「龍と山羊の頭」に関する記述は見られず、一般的に知られるこの姿はTRPGの元祖たるD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)の製作スタッフによる創作である。

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