データ
初出 | 第2世代 |
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タイプ | あく |
ぶんるい | 特殊(第二~三世代)、物理(第四世代~) |
いりょく | 40 |
めいちゅう | 100 |
PP | 20 |
直接 | ○ |
範囲 | 単体 |
備考 | 相手がポケモンを引っ込める時に使うと引っ込めたポケモンにダメージ二倍 |
英語名 | Pursuit |
概要
ポケモン第二世代から登場する技。悪タイプの登場と共に新たに追加された。
やたら癖の強い悪タイプの技の中でも特にそれが顕著で、この技の最大の特徴はポケモンを引っ込める時にも攻撃判定がある事。
本来なら引っ込めたポケモンはノーダメで逃げられるが、この技を相手に使われた場合二倍のダメージを受けてしまうのである。
手持ちを入れ替えるタイミングで攻撃判定が出るのは後にも先にもこの技のみで、ふいうちと共にエスパー不遇の元凶とも言われている。
それもそのはず、わざマシンや教え技化こそしてないが悪タイプのみでなく色んなポケモンに安売りされており、メタグロスやハッサムといったよりにもよって特にエスパーが逃げたい鋼や虫に限って習得しており、逃げようにも逃げられない環境が作られてしまっているのだ。
ゴーストも二倍ではあるが、ゴーストは大半が覚えるおにびを撒く事でおいうちのダメージを弱めたり、さいみんじゅつで眠らせてから逃げる機転を作ったり、ヨノワールのような耐久型も多いため、エスパーほど問題は深刻化してない。
さらに第四世代では技が物理化し、物理耐久が紙な奴が多いエスパーにその名の通りのさらなる追い討ちをかけた。
そして特性とすなあらしの仕様変更によりいかれた特殊耐久を手にしてしまったバンギラスのおいうちは色々な意味で凶悪な性能を誇る。
主力技無効な上に特殊寄りが多いエスパーにはバンギラスはまさにベジータから見たブロリーのような存在で一刻も早く逃げたい相手。
しかし逃げれば当然攻撃134からの威力240のおいうちが待っており、まさに八方塞がり。やめたげてよぉ!
最近エスパーにランクルスを筆頭とした耐久型が急増してたり、きあいだまや最速を犠牲にしてまでめざパ炎を入れてたりするのはこういう事情があるわけである。