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ラギアクルスの編集履歴

2013-08-14 10:43:26 バージョン

ラギアクルス

らぎあくるす

『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。 MH3の水中戦の象徴。

概要

モンスターハンター3(トライ)』(MH3)を代表するモンスター。通称「ラギア」「海竜」。

『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)には水中戦が実装できなかったため登場しないが、

モンスターハンター3(トライ)G』(MH3G)で待望の水中戦復活により再登場。しかも亜種や希少種まで。

モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』では、ネコートさんから依頼される最後の探検クエストで登場する。

『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村G』でも引き続き登場しているが、G級探検クエストの存在から最後ではなくなってしまった。


MH3で初登場となる「海竜種」に分類される。

全身が青い鱗と甲殻に覆われた長い身体と四肢を持つ。ワニやトカゲなどの爬虫類に近い姿をしている。

非常に凶暴で巨大な船を一薙ぎにする圧倒的な力を持ち、漁師達からは「大海の王」と呼ばれ天敵とされている。背中には背電殻(上位の個体は高電殻)と呼ばれる水晶状の突起物があり、これに蓄電・帯電させてから突進やブレスを行う。


水中を自在に泳ぎまわりハンターから距離をとりながら、口からは球体状の電気ブレスを放つが、このブレスはスタミナを大幅に消費してしまい、使い続けると疲労してしまう。

疲労になると陸地に上がり休息をとる。また草食種エピオスを捕食することもある。

また陸上に上がると攻撃が肉弾戦を中心としたものとなり、同じ海竜種に属するロアルドロスアグナコトルのような行動をとる。

(しかし陸地ではモーションの少なさゆえロアルドロスより弱いという・・・)


大半は水中で活動しているが、肺呼吸。強靭な肺活量ゆえに、一度の息継ぎで半日は水中で活動ができる。

尚、主な生息地は孤島だが、水没林にも出没する。別に淡水でも生息は問題ないようだ。


TGS2008出展版の最上級クエスト担当だったが、Wii版MHG付属体験版にはオファーが来なかった。


MH3でのラギアクルス

ストーリーの拠点であるモガの村が大きな地震に見舞われ、それとほぼ同時期にモガの森には海竜ラギアクルスが現れた。

前々から村の漁船や交易船を襲っていた事もあり、村人はラギアクルスが地震の元凶だと考え、ハンター(プレイヤー)に討伐を依頼する。


その後ハンターの手によって、見事ラギアクルスの狩猟は成功したが、地震は収まるどころか一層激しさを増すばかりで、村は壊滅の危機に瀕してしまう。

後にチャチャの情報から、地震の原因は村の真下にある海底遺跡に古龍ナバルデウスが住み着いてしまい、肥大化した自分の角に腹がたったナバルデウスが角を壁にぶつけていた事が判明した。


…詰まる所、ラギアクルスは濡れ衣で討伐されたことになる。漁船を襲ったりしていたのでまるっきり何もしてないわけではないが、ちょっと不憫である。


尚、最初のキモ納品クエスト(下の漫画)で出会うラギアクルスは、後の撃退クエストや最後の狩猟クエストまで登場する個体と同一であるため狩猟する事はできない(部位破壊は可能)。

ゆるゆるトラG日記 片手剣しか振れません! ~その15~


余談

ただでさえハンターの機動力が大幅に落ちる水中戦であるのに、遊泳→突進を繰り返しハンターを一切近づかせない、どう見ても放電しているようにしか見えない充電でハンターを一切近づかせない、とんでもない範囲と持続時間を誇る大放電での置き攻め、タックルをガードした相手の背後から二発目のタックル、突進やタックルで距離を離しブレス攻め、近づいたらまた突進のループ・・・と少々汚い戦法が目立つ。

自分の圧倒的有利なフィールドに連れ込み、突進で意図的に距離を離してブレス攻めなどといった戦法はどこぞの空の王様と似通っている。


王たるものは相応にチキンでなければならないのかもしれない。


ちなみにOPではその王様と餌(アプトノス)を取り合う様子が確認されたが案の定空へと逃げられ、仕方無しに海へと戻っていった。


…たまに空を飛ぶこともあるらしい。

動画:空竜ラギアクルス

…これなんてアマツマガツチ?

もちろんこれはバグでありwii本体が壊れたという報告もあるので注意。


亜種

陸地での活動に特化した別名「白海竜」。名前のとおり美しい白い鱗と甲殻に覆われており、電殻は青色に染まっている。

【ラギア亜種】

原種と比べ陸上での運動性が非常に高く、怒った際に見せる激しい放電は比類なきエネルギーを秘めている。拡散する電撃弾や振り向きざまの嚙みつき攻撃、地上でも平然と充電や電撃突進や大放電をぶっ放す等、ロアルドロスの劣化と舐めてかかると確実に3乙する程の強化を施された。特に電撃突進の範囲は非常に広く、前転回避一回では避けきれない。

また、頭の肉質が非常に硬くなっている。


余談

ちなみに、甲殻の色が白いのは、強力な電気から体を守るために石英が多く含まれているからだという。特に、頭部はなどの重要な器官が多数存在するため、体の他の部位以上に石英の含有率を多くして守りを固めている。肉質が硬いのはこれが原因である。あまりの頭の硬さに文句が尽きないが、こう考えると頭がやたら柔らかいほかの連中が異端ではないのだろうか


…実はこの亜種は村上位の最終緊急クエストの相手なのだが、なんとかつて水中戦が得意なハンターだった時のモガの村の村長を引退に追い込んだ張本竜なのである。


電撃・ランディープ

2012年1月20日に配信された、MH3Gにおけるイベントクエストの一つ。


場所は昼の孤島。受注はHR6から。狩猟目標はラギア亜種を一頭。

これだけ聞くと単なる単体狩猟クエストに思えるかもしれないが、

実はこのクエストに登場する固体はFの剛種個体を髣髴とさせるような凄まじい強化を受けている。

有志の検証によると攻撃倍率はFの剛種並で、生半可な防御力や雷耐性の低い防具では即死もありえる。

全体防御率は約40%、怯み倍率は約4倍。部位耐久値は通常固体の約5倍。生半可な攻撃では部位破壊すら難しい。

おまけにサイズは銀冠固定であり、体力値自体も通常固体より跳ね上がっている。

本作のバランスブレイカーと呼ばれる爆破属性武器すらこの部位耐久値と体力を前にしてはほぼ意味を成さず、ソロプレイでの突破はきわめて困難である。というかたとえ四人プレイでも生半可な腕の面子では怒り時の大放電でまとめて4乙する

この仕様の為、日本全国で悲鳴が上がる事態となり、多くのハンターにトラウマを植え付けた。

そして二ヵ月後、この悪夢は蘇った。

希少種

海底遺跡で待ち受ける、蒼い雷光を湛える漆黒の海竜。通称は「冥海竜」。

【MH】海淵の覇府

一定以上のHRを持つ凄腕ハンターのみが挑戦できる。

一般モンスでありながら古龍とほぼ同等の扱いであり、また地形の影響で捕獲は不可。

常に帯電しており、角、背電殻、あとなぜか口内が藍色に光っている。

その放電攻撃は原種・亜種とは比べ物にならない程の攻撃範囲を持つ。


通常の個体とは違って、体を回転させて渦を作り出してくるのが特徴。

この渦はアマツマガツチの竜巻のように拡散して周囲を動き回るものでもちろん触れるとダメージを受ける。

ちなみに戦闘時のBGMはMHF初期からのレウス希少種やレイア希少種と同じ「秘境の伝説」である。


後に、とあるゲーム雑誌に掲載された開発者のインタビューによると、元々原種・亜種と呼ばれている個体が年齢を重ねたことで巨大化し、深海へと住処を移した個体が「希少種」と呼ばれるようになるらしい。

完全な水棲となってしまうのは、体が巨大化したことで陸上での活動に支障を来たすようになるためであり、さらに体が常時帯電して発光しているのは、餌となるプランクトンをおびき寄せるためという意外と地味な理由である。

また、原種が登場した時から、ラギアクルスには「渦潮を作り出して獲物をその中に閉じ込め、最後は放電で仕留める」という裏設定があった。希少種の渦潮攻撃は、この設定をゲーム中で再現したものらしい。

余談

希少種のみの技として「大渦」があるが、この渦、近づいていると確実に当たる小型の渦が周囲を徘徊しいずれ戻ってくる当たると酸素ゲージが大幅に削られるとウザさ満点。また水中戦のため機動力は激減、水中ラギアのチキンっぷりも健在、常時帯電状態のため大放電やり放題、ブレスは途中で拡散するため当たり判定が巨大化、咆哮が高級耳栓でないと防げない、そして希少種特有のカチカチの頭と面倒くささの塊のような敵である。


実は、地形ハメが存在する。

原種や亜種とは一線を画す巨体であるため、通り抜けることができない場所がある。

ガンナーなら、うまく誘い込めれば一方的に攻撃することも可能。ただしブレスと渦は飛んでくる。

まともに戦うと、先述した通り非常に面倒くさい上、固有レア素材の「冥海竜の雷魂」の入手率が全アイテムの中でも最低クラスであることからこいつとまともに戦うハンターは少ないのではないだろうか。



こいつの素材でできる武器は、蒼と黒をベースにした色合いをしていて、非常に強い雷属性と高い斬れ味を持つ。

防具は「アビス(abyss:深淵)」の名が付き、MHP2Gミラルーツ防具以来の「真打」スキルが発動する。

関連イラスト

海の帝竜海の覇者


関連タグ

モンスターハンター 海竜

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