線が集まって固まれば、『立体』になるッ!この概念!!
概要
【破壊力 A / スピード B / 射程距離 1 - 2m / 持続力 A / 精密動作性 C / 成長性 A】
空条承太郎から受け取ったペンダントの中に入っていた「スタンドの矢」の破片に引っかかれたことから発現した。
一言でいえば糸のスタンド。
糸は徐倫自身の肉体を解いたものであり解きすぎると命にかかわることになる。
この糸は音を通す性質があり、遠くの会話などを聞くことが出来る。
糸を集めて固めれば人型や手錠等にすることができ、編んで防弾チョッキのようにしたり怪我を縫うことで治療も可能である。(縫っただけで治るのかという疑問もあるが・・・)。
また、自分自身を解くという特徴を活かして、狭い所に忍び込んだり、自分の体に「メビウスの輪」を作ることも可能。
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスタンドの名前は、その多くが実在の歌手やその楽曲名から取られていることが多く、ストーン・フリーも例外ではない。名前の由来はJimi Hendrix Experienceの曲「Stone Free」。
また、作者のあとがきでは「題名の『ストーンオーシャン』は『ストーン』が石から転じて『意思』、『オーシャン』は女性を意味している(つまり『女性の意思』、ひいては『徐倫の意思』という意味)」とあるため、そこからの類推として「ストーン・フリー」は「自由意思」を意味しているのではないかと思われる。
人型状態の姿はサングラスを掛けている。当初は顔がガンダムっぽく、ロボットみたいな外観の男性的な体格だったが、だんだん表情豊かになり、かなりセクシーで女性的な体型になっている。
また、最初の頃は鉄格子も打ち砕けなかったが、後に力や格闘能力もパワーアップし銃弾も掴めるようになった。
糸の状態では遠くまで伸ばすことが出来るが、当然のことながら脆い。千切れれば本体もダメージを受けてしまう。
人型の状態では従来の歴代主人公のスタンド通り無類の格闘戦能力を発揮出来、丈夫である。ただし、射程距離が短くなってしまう。
なお、せっけんの香りがするらしい。女性が本体らしく匂いには気を使っているのかもしれない。
ラッシュ
父である空条承太郎のスタープラチナと同じくオラオラのラッシュを決め技とする。
初披露時は鉄格子の向こう側にいる敵グェスを能力を駆使してフルボッコにするという鮮烈なものだった。
その他
糸状になって解くことが出来るという能力は、第3部に登場した花京院典明のスタンド「ハイエロファントグリーン」と似ている。
違いはスタンドのタイプを除けば、本体も解けるかどうかというところ。
また、相手を縛るというところは、ジョセフ・ジョースターのスタンド「ハーミット・パープル」と共通している。
その他、徐倫が使用する糸で「結界」を張って闘うという戦法はジョセフ・花京院の両者も使ったものである。