『ポケットモンスター 赤・緑』を遊んだみんなへ
概要
2013年10月に「ポケットモンスターX・Y」が発売されることを記念して制作されたオリジナルアニメーション作品。題材はポケットモンスター赤・緑。2013年10月2日夜7:00~、テレビ東京系列にて特別番組として放送。アニメーション制作はOLM、ProductionI.G、XEBEC。
シリーズの原点となった「ポケットモンスター赤・緑」の世界を、旅立ちやバトル、新たな出会いといったポケモンの魅力とともに、オリジナルアニメーションで鮮やかに描く。放送内容は1時間の中で全4話放送というのオムニバス形式となっている。
またタケシやワタル以外のジムリーダー、四天王は顔見せ程度の登場である。
アイキャッチはレポート画面。OP曲やED曲などはない。
また本編とはエフェクト、ポケモンの鳴き声なども違っており、例えば本編だとピカチュウは「ピカチュウ」と鳴くが、今作では「ヂュッ」など現実世界のネズミのような鳴き声で鳴く。
ポケモンをボールから出すとボールは消えたり、ゲットに成功した時は星が出たりするなど、本編とは別であることが強調されている。
キャッチコピーにあるとおり、子供の頃に「ポケモン赤・緑」をプレイして大人になった人たちに向けられた作品であり、キャラクターデザインが現在放送中のアニメ「ポケットモンスター」シリーズとは大きく異なる。デザイナー杉森健氏の絵柄を踏襲しつつも、顔のパーツがやや小さめになり、穏やかな表情を基本にデザインされており、大人向けのアニメであるということがわかりやすいようになっている。
登場人物
- レッド(声優:竹内順子) - マサラタウンに住む、物語の主人公。オーキド博士からヒトカゲを受け取り、ポケモン図鑑完成を目指すための冒険に出発。たくさんの出会いと戦いを繰り広げる。
- グリーン(声優:江口拓也) - レッドのライバルで、オーキド博士の孫。レッドとともにオーキド博士から図鑑完成を託され、旅に出る。最初のポケモンはゼニガメを選んだ模様。少々自信過剰な面がある。
- オーキド博士(声優:森功至) - マサラタウンに住むポケモン研究者。レッドとグリーンにポケモン図鑑の完成を託し、最初のパートナーとなるポケモンを与える。
- タケシ(声優:杉田智和) - ニビシティのジムリーダー。いわタイプのポケモンの使い手で、冒険を始めたレッドの前に立ちはだかる。
- ママ - レッドの母親。
- サカキ(声優:小山力也) - ポケモンを利用して悪事をはたらく組織「ロケット団」のボス。じめんタイプのポケモンを使用する。
- ワタル(声優:川島得愛) - ポケモンリーグの四天王。
- フジ老人(声優:稲葉実) - シオンタウンで保護されたポケモンの世話をしている老人。助けてくれたレッドにポケモンの笛とある石を託す。
- レイナ(声優:石川由依) - フジ老人の元で保護されたポケモンの世話をしている少女。