基礎データ
ずかん | No.538 |
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英語名 | Throh |
ぶんるい | じゅうどうポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 1.3m |
おもさ | 55.5kg |
とくせい | こんじょう / せいしんりょく / かたやぶり(PGL) |
概要
ポケットモンスター『ブラック・ホワイト』バージョン(第五世代)にて初登場。
ブラック・ホワイトのどちらにも出現するがホワイトの方が手に入りやすい。
名前は「投げ+鬼」なのだが、性能面の目立たなさから「嘆き」と呼ばれることも。どうしてこうなった。
ナゲキもそうだが、本来は第4世代で登場予定で、名前からも分かるようにもう一つのモチーフは鬼であり元々は角があった。
が、デザインの関係上鬼がボルトロス、トルネロスになったため角が無くなったという裏話があったりする。
「からてポケモン」ダゲキとは対の関係をなす。
ゲームでの特徴
高機動高火力でそれなりの装甲と、とくせい「がんじょう」を持つダゲキの影に隠れがちだが、こちらもかなりのハイスペック。
攻撃はダゲキほど高くはなく素早さも低いものの、非常に高いHP種族値と防御能力で敵の一撃を耐えつつ、敵の攻撃を受けると威力二倍になるタイプ一致カウンター技の「リベンジ」が使えるため、一撃さえ耐えられる相手には無類の火力を発揮する。
ちなみにリベンジは元の威力は60。元々そう弱い技ではないのだが、リベンジは「必ず相手より後に発動する」特性がある。
ダゲキではせっかくの素早さによる先制の意味がないが、素早さの低いナゲキには事実上関係なく使用できる。
カウンター発動とタイプ一致でたたき出す技威力は180。効果バツグンであれば、レベル差が大きくても一撃で沈めたりできる。
それ以外の物理技候補としては同様に後攻で威力が上がる「しっぺがえし」や追加効果で相手を麻痺させる「のしかかり」、苦手対策に「ストーンエッジ」「じしん」が挙げられる。
専用技「やまあらし」は格闘版物理こおりのいぶき、元ネタは姿三四郎。(余談であるがじごくぐるまは柔道一直線である。)
この「やまあらし」も非常に高性能で、威力40で命中100の物理格闘技と一見弱いが必ず急所に当たるという特徴がある。
タイプ一致による威力上昇を加味しても、実威力40×2×1.5=120と並程度だが、自分の攻撃力低下無視、相手のリフレクター・積み技貫通という利点から強力な技である。
やけどの物理半減はそのままだが、特性が「こんじょう」であれば半減どころか威力アップとなる。第6世代では「やまあらし」が威力60に強化されたが、急所が1.5倍に変更されたのでそこまで大きく実威力が上がった訳ではない(それでも60×1.5×1.5=135)。
夢特性は「かたやぶり」。
相手がシェルアーマーだろうがカブトアーマーだろうがやまあらしを急所に当てたり、バトン後のユレイドルもともえなげで強制退場させる事が出来るため、相性は良いだろう。
何と意外にもミュージカルにNPCとして出演する事が確認されており、
運が良ければお目にかかれるかもしれない。
アニメでの活躍
ドンナマイトにて「マサオミ」の手持ちとして初登場。CVは石塚運昇。
初戦のドモンのコジョンド、二回戦のアイリスのドリュウズ、準決勝のサトシのズルッグを一方的に叩きのめしており、トレーナーと共に大会優勝候補と称えられていた。
しかし決勝戦では、「ケニヤン」の「ダゲキ」に惜しくも負けてしまう。