概要
3人とも銀髪と金色の瞳を持ち、耳の後ろにコウモリのような小さい羽が生えている。
人の心に自分勝手でわがままな気持ちが芽生えた時、耳元でそのエゴイズムを増幅させるように囁き、
欲望で黒く染まった「プシュケー」を抜き出してジコチューを造り出す。
また、プシュケーを身体に取り込むことで自らを強化する"ビースト化"を編み出し、戦力を高めることもできる。
ジコチューが暴れた際に生まれる闇のエネルギー「ジャネジー」を捧げる事により、封印されているキングジコチューを復活させるのが目的。
空に浮かぶことも可能で、戦闘もそつなくこなせるが、三人ともその名のとおり自己中であるためくだらないことで低レベルなケンカをするなど、あまり連帯感は無くチームワークもガタガタである。
特に第19話のドッジボール対決では、折角プリキュア勢が不利になるようなインチキステージを用意したにも関わらず、彼らの自己中な行動で仲間割れが起き、試合放棄で勝手に自滅してしまうほど。
使われなくなったどこかのボウリング場をアジトにしているようで、ボウリングをしたりジュースを飲んだり、ごろ寝していたりして思い思いに過ごしている。
名前の由来は「七つの大罪」。
キングジコチュー以外にも三人の上に格上の、リーヴァとグーラという幹部がいる。
(キングジコチューの娘であるレジーナがいるが、三人はその存在すら知らなかった為、厳密には違う。)
プリキュアの活躍により、思うように成果を挙げられていないことからレジーナに解雇をほのめかされるなど、1クール終了時点で早くも立場が危うくなっていた。
そして23話では、新しく登場したリーヴァとグーラにプリキュア打倒の役目を奪われた挙句アジトも追い出される憂き目に遭うが、ベールが31話にて失敗続きだったリーヴァとグーラを抹殺・そのジャネジーを吸収したことで、再び3人は打倒プリキュアのために動き出した。
だが、その活動再開のド頭にて、ベールはブラッドリングを開発。さっそく「強くなれるアイテムだ」と紹介してイーラ&マーモに装着させるが、それはベールの罠だった。確かに強化されるが、ベールに逆らえなくなるというリスクが隠されていたからである。この一件はベールの印象を大きく変えると共に、よくある三悪のような「仲が良いのか悪いのか判らないけど対等な3人組」という構図をも根底から崩した。
しかしそれも長く続かず、第38話にてプリキュアとの戦いでブラッドリングは消滅。これによりベールがイーラとマーモを従わせる手段が無くなり、上記の三悪の構図に戻った。
その後はレジーナの指揮下に入ったため、レジーナが居座っているトランプ王国の王宮に居ついている。この結果、現在では大幅に弱体化し、発作的に彼らだけでプリキュアに挑んでも苦戦させる事無く敗北する為、殆ど息していない状況が続いてる。
なお彼らは世界間転移能力を持つため、仕事のときだけ人間界に行くということもお手軽にできる。