1.おとめ座 背中に翼の生えた女神をかたどった星座で、日本では春に見ることができる。一等星のスピカを持つ。
2.黄道十二宮(占星術)の6番目「処女宮」のこと。
概要
春の夜空に輝く星座のひとつ。
「背中に翼が生えた女神」をモチーフとし、その原形をギリシャ神話のデメテル・ペルセポネ・アストレアのいずれかとし、右手に麦の穂を持つとされることからデメテルとする説が有力とされる。
ただし、その名称を『乙女』とするため、正義の女神・アストレアの逸話にデルメルの逸話が混同されたという説も存在する。またギリシャ神話の女神の多くが、この星座にまつわるエピソードを抱えている。
一等星のひとつスピカを擁しており、牡牛座のアルクトゥルス、獅子座のデネボラとを繋いで、春の大三角形を形成する。
黄道十二宮の特性
性格は保守的な理論主義者だが、ときおり夢見がちな夢想家ともなるという。
女性なら良妻賢母の資質が備わる可能性が大きくなるらしい。